こんにちは。
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
先日、子どもたちが跳び箱の上に乗ってジャンプをして遊んでいました。
その中に、初めてその体験をする子が混じっていました。
周りの子は、跳び箱の高さにも、そこからジャンプをするにも慣れていてどんどん跳んでいきます。
その子の番がやって来ました。
最初は、やろうとするけどなかなか勇気が出ません。
周りの子も励ましますが、どうしても怖いので止めようとします。
でも、やってみたい。。。
しばらく、跳び箱の上で動きません。
あなたも、こんな経験はないですか???
今日は「進みたいのに進めない ~それでも進みたいと思ったら〜」というテーマで書いていきます。
最初はやりたい、進みたいと思って始めてみるのに、段々と。。。
- 何だかやる気がなくなってきた
- やろうとするとできない
- やってみてもすぐに止めてしまう
そうやって、やってみてもやめてしまい、やめると焦ってまたやってはみるものの、またすぐに止めてしまう。。。
それを繰り返して同じ場所をぐるぐると回ってしまい、進みたいと思っているのに全く進めない。。。
誰かに決められたことでもないし、自分が心からやりたいと思っているのにできない。
どうしてこんなことが起こるのでしょうか?
あなたは、こんな経験はありませんか?
- 親に批判的なことばかり言われていた
- 頑張ったことをからかわれたり、バカにされたりした
- 出来たことを認めてもらえず、まだ足りないと言われた
- いつも誰かと比べられていた
- 間違うことが許されなかった
- 周りの人と違うことはよくないことだと言われ続けた
こういう状況が続くと子どもは意欲を失い、自分から何かを始めなかったり、始めても最後までやらなかったりして傷つかないように自分を守るようになります。
なので進みたいと思っても、進むことに自分でブレーキをかけてしまいます。
過去の出来事やそのつらさに目が向いている時に、自分の未来に目を向けることは難しいですよね。
できない・進めない自分を責めている時に、できる・進める自分を認めることは難しいんです。
では、進めない自分を責めずに、進める自分に許可を出せたら解決するでしょうか?
これ。。。
実は。。。。
しないんです。。。。。
それは、進まないことに大きなメリットと、進むことに大きな恐怖を抱えているからです。
進みたいと心から思っているのに進めない、それは進まないでいると都合がいいことをたくさん握りしめています。
進まなければ、
- できなかった時のショックや挫折感を味わわなくていい
- 今までと同じ場所やルールの中にいれば安全
- ひちりぼっちになったような不安を感じなくていい
- できないでいると誰かが助けてくれる
- 誰からも文句を言われず、自分も努力しなくていい
そんないいことがあるんです。
なので進んでしまうと
- できない自分を感じて立ち直れない
- 自分のやることに責任がついてくるようになる
- ひとりで放り出されたような不安
- 誰も助けてくれない孤独感
- 自分がやらなければいけなくなる
こんな恐怖を抱えてしまいます。
なので、進まない自分をずっと選択し続けるんです。
進みたい、と言いながら自分が選んでいるのは進まないこと。。。
これってどう思いますか?
ああ、進むのがそんなに怖いのなら仕方ない。
怖くなくなるその時まで待つとしよう!
そう心から思うなら、わたしはそれでいいと思います。
怖さに目をつぶって、怖さを感じないように進んでもつらいだけです。
でもね。。。
進まないことが苦しくてつらいなら、その怖さの正体を見ませんか?
子どもの頃の思い込みを、そのルールを、今も適応しているから苦しいんです。
- 進むと、とんでもないことが起こってしまう!!!
- 親の言うことを聞かないと、ここに居られない!!!
- 自分のやりたいことをすると見捨てられてしまう!!!
- もう、親と関わり繋がることができなくなる!!!
- 親のルールや枠から出ると、生きていけない!!!
これが怖くてたまらないんです。
親から、過去から、飛び出ることが怖くてたまらないんです。
それを感じたらいいんだと思います。
その怖さを受け止め、そこから立ち上がっていくチカラを大人のわたしたちはもう持っているんです。
自分がやらないことを選ぶために不安を作り出していては、いつまでも進むことはできませんよね。
やりたいことをやらないための言い訳を探し続ける限り、ずっとやらない・進まないことを選択し続けてしまいます。
これを自分自身が気がつかないと、新しい選択は選べないんです。
進むということを自分で決めて、自分がやるという選択をする。
それができない時、進むことを止めているのは自分です。
支配を受け入れることを決めているのは、自分です。
危険や不安を避け続けて、その先に自分の人生のシアワセはあるでしょうか?
あなたは進みたくないですか?
それとも、進みたいですか?
これからも自分を否定し続けたいですか?
そのままを受け入れたいですか?
怖いまま、その場に留まりたいですか?
怖さの正体を知る勇気を出しますか?
どれも、自分で選べるんですよ。
ちなみに、冒頭の跳び箱の子は怖いを何回も経験しながら、最後にスッとジャンプしました。
自分で決めるチカラは、わたしたちはすでに持っているんですよね。
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