こんにちは。
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
先週末は、大阪のリトリーブサイコセラピーの基礎コース6期の講座がありましたので、アシスタントで入らせてもらいました。
10月の講座が台風で延期となったので、実に前回の講座から2ヶ月半ぶりとなりました。
受講生のみなさんも、ビデオ学習やそれぞれの日常の中で感じたことや、自分自身について思ったことなどを持ち寄って、人と関わる中で自分や仲間を知り、受け止めあっていく姿を見せてもらった2日間でした。
自分だけの世界でなく、人と関わる中で学びというのは体感されていくんだなぁーと改めて講座という空間や時間の良さも感じました。
↑またもや、パイセンの写真を無断使用(*´꒳`*)
さて、今日は「このイヤな感情をなくす方法」というテーマで書いていきます。
あなたにとって、イヤな感情はどんな感情ですか???
怒り
悲しみ
虚しさ
絶望
みじめさ
苦しみ
つらさ
痛み
寂しさ
どれかひとつを強烈にイヤだと感じている場合もあれば、複数イヤな感情があるという場合もありますよね。
イヤな感情なんて感じたくない。
それって当然のことだと思います。
イヤなことを避ける、これは人間にとっては特別なことではありません。
感じたくないので、何とか感じないでいいようにその感情から逃れようとします。
感情をなかったことにして忘れてしまおうとしたり、
感じそうになったら、身体を固めて出てこないようにしたり、
自分が悪かったんだから、と自分を責めたり、
誰かや何かのせいにしたり、
誰かや何かにのめり込んだり、
そんなことをしながら、イヤな感情から自分のことを守っていきます。
自分が本当に感じていることと違う対応をすることを学んできたんです。
自分が本当に感じていることを周りの人に知られてしまったら、もうここには居られなくなるかもしれないし、自分の価値の無さがバレてしまうかもしれないし、みんなが離れていってしまうかもしれない。。。
だから、感じるわけにはいかないし、感じてしまったとしてもそれは完全に隠してしまわないといけない。
だから現実を見ることを拒否して、イヤな感情を別の感情にすり替えます。
怖いのに、こんなの怖くないと言い聞かせたり、
困っているのに、こんなことも出来ないなんて恥ずかしいと諦めたり、
怒っているのに悲しんだり、
好きなのに嫌いだと思い込んだり、
弱いのに強く見せたり、
その反対をやったりしながら、自分のイヤな感情を埋め合わせようとします。
でも、どれだけ埋め合わせ続けてもラクになるどころが、つらさが増えていきます。
感情を抑え込んで、切り替えたり考え方を変えようとしても、ラクになるのは一瞬です。
自分が感じている感情を抑え込むことは、自分自身を消して殺し続けていることと同じなんです。
幼い頃から、大切な誰かのために、
自分を消して、
自分を殺して、
その大切な人を生かしてきたんです。
イヤだ、そんなこともうやめたい、わたしは自分を大事に生きるんだ!と思っても、そうしてしまえば大切な人がどうにかなってしまいそうで怖くてできないんです。
それが簡単にできるくらいなら、とっくにしています。
そうしたいけど、そうしてしまうと大切な人の命が守れないんです。。。
だから、イヤな感情を感じてしまって自分に正直に生きてしまうと、大切な人を大きく裏切るようで困るんです。
感じるわけにはいかない。。。
でも、自分はどんどん苦しくなっていく。。。
このイヤな感情さえなくなれば、自分はまだ今のままで頑張ることができるはず!!!
だから、このイヤな感情だけ消し去ってなくしてしまいたい。。。
でも。。。
残念ながら、イヤな感情だけを感じないように消し去ることはできません。
感情はなくならないんです。
感情を感じることが怖くてたまらないのは、今の自分が感じているものの正体が分からないからです。
自分がイヤな感情を味わいそうになると、どうやって避けているのか、埋め合わせようとしているのか。
これって、
自分は
本当は何を求めているのか
本当は何を必要としているのか
本当はどうしたいのか
を知らせてくれています。
そして、その自分からの叫ぶような声を受け取ってくれるかどうかは、他の誰でもないあなた自身にかかっています。
今回の講座でも、何回も自分に問い、怖さを受け入れ、自分を生きようとする受講生さんの姿をたくさん見せてもらいました。
心理セッションを通して、イヤな感情は、消すのでなく、逃げるのでなく、埋め合わせするのでなく、「これが自分なのだ」と受け入れることで癒されていくのだと、改めて教えてもらったように思います。
自分のことを、自分でできるようになる。
自分のことを、自分で選べるようになる。
イヤな感情はなくすためではなく、自分を生きるためにあるとわたしは思います。
自分が何を伝えようとしているのか、それを自分で聞いてあげてみませんか???
イヤな感情が怖いのは当たり前です。
逃げたり、避けたりする自分を責めなくていいと思います。
ひとりで感じることが怖いのなら、手伝ってもらったり、守ってもらっていいと思うんです。
ただただ、否定せずにそこにある感情を見つめていく。。。
イヤな感情を受け止めていこうとすることは、自分自身が息を吹き返していくことに繋がっていくと、わたしはそう思います。
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わたしはこのリトリーブサイコセラピーで命を救われました。
それは、自分の喪失からの再生でした。
たくさんの失ったもので傷ついた心が回復していくよう、自分の精一杯でカウンセリング・心理セラピーをさせていただきます!!!
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