どうも!!!
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
先日、新幹線の隣に座ったイケイケ女子風の2人が、彼氏と別れた話をずっと話しておりました。
(3人席のね、窓側でしたの、わたし。。。)
イケイケ①「いい経験になったわ。。。」
イケイケ②「もう、次行こ!次!!」
と同じ会話のラリーが続きます。
本当は怒ってるね。。。
悲しいね。。。
とサービスエースが決まればよかったんでしょうけども、残念ながら新大阪〜広島までラリーが途絶えることはありませんでした。。。
こんな風に、自分の本当の気持ちを無視してしまったり、気持ちを受け止めてもらえていなかったりすると、心の傷からなかなか立ち直ることができなくなってしまいますよね。
愛する人との別れ、これは人によって様々だと思います。
恋人やパートナーと別れたり、親や子どもと離れ離れになったり。。。
早く気持ちを切り替えたいのに、なかなか気持ちが前向きになれないなんてこともあるのではないでしょうか。
そんな時の痛みはとてもつらいものですよね。
時と共に少しずつ慣れていくどころか、何ヶ月経っても、何年経ってもずっとずっと心の傷が癒えてこない。。。
自分はどうしてしまったのか、いつまでこのつらさが続くのか。。。
そんな出口のないトンネルに入ってしまい、自分が分からなくなってしまう。。。
別れのつらさ。。。
今日はそんな、「愛する人と別れてつらい。。。」というテーマでお届けします。
愛する人と別れた時、あなたは何を感じますか?
どうなりますか?
- 悲しみに暮れる
- 別の何かに没頭する
- この別れには何か意味があるはずだ、と無理にポジティブな意味を探す
- 自分が悪かったんだと責める
- 周りの人に八つ当たりする
- 別れの事実を考えないようにする
- 別れる前の感情を思い出してしまう
- 別れがなかったことのように振る舞う
わたしは息子を失っていますが、全てと言っていいほど、このような状態に陥りました。
愛して愛して止まない存在と別れたわけですから、その悲しみは同然です。
心から悲しみ、心から泣き、心が崩れそうになっても仕方がないと思います。
別れから立ち直れず、心理的な症状が出たり、何もする気にならなくなってしまったり、何かに依存したり、引きこもりのように人と会うのを避けてしまう。
ある一定期間、このような状態になることもあると思います。
だって、心から愛していたんだから。
ただ、ずっとずっとこの苦しみや、辛さから逃れられない時、そこにあるのは別れの悲しみだけではないんです。
別れからずっと立ち直れない時は、人とつながりたいと思いながらも、人と会うと傷つけられてしまう感覚が強く、段々とひとりになっていく。。。
愛する人と別れた悲しみや寂しさや辛さを、誰とも共有できずにどんどん孤独を増していってしまいます。
悲しみや寂しさや辛さを誰とも共有できないことほど、人を孤独にするものはありません。
別れを引きずると、人は孤独になっていきます。
孤独が続くと、鬱や睡眠障害、何かへの依存や自殺未遂などさらに苦しい状況へと向かってしまうことがあります。
これ、別れたことが問題なんでしょうか。
どんか人でも、人と別れずに生きていくことなんて不可能です。
そもそも別れがコントロールできるなら、愛してやまない人との別れを、何とかして回避するはずですから。
では、別れがずっとつらく、立ち直れないことの本当の問題はどこにあるのでしょうか?
それは。。。
自分自身を見れないこと、なんです。
愛するその人を愛することで、今まで自分を見なくて済んでいたんです。
愛するその人から愛されることで、自分を満たすことができていたんです。
自分自身を愛することができないから、誰か他の人から愛をもらうことで、自分の不安を消すことができていたんですね。
愛する人の存在があれば、自分が感じている不安や恐怖を感じなくて済んでいたんです。
その愛する人がいなくなってしまった時に、直面する事は何でしょうか?
それは自分の不安や恐怖であり、自分で決断していく人生であり、まさに自分自身に向き合うことになるんです。
自分自身の不安や恐怖に、自分が向き合えないこと。
これが問題なんです。
愛する存在を失ったその時こそ、自分が自分のことをどのように思っているかがはっきりと醸し出されてしまいます。
別れや喪失の悲しみや痛みが誰かや何かで埋まる事はありません。
その悲しみや痛みが消える事はありません。
こう言うと、一度でも別れを味わうともう絶望しかないようにも思うかもしれませんが、決してそうではないんです。
悲しみや痛みと共に生きることはできるから。
でも、自分の価値のなさや虚しさや空虚感、自分への不信感や罪悪感と共に生きていくことは、自分自身の生きる力を奪っていってしまいます。
どれだけ時間が過ぎようとも、誰が分かち合おうとしてくれようとも、自分自身の生きる力を信じることができなければ傷は癒されないままです。
いつまでも愛する人との別れが辛くてたまらない、そんな時はもしかしたらあなたは自分の人生を生きることが怖くてたまらないのかもしれません。
自分自身を生きるということが、どのような恐怖に結びついているのか根本的な問題を解決していくといいですね。
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