自己信頼感福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
さて、困ったことが起きた。
自分だけではどうにもできない。。。
そのような時、あなたはどうしていますか?
おばーさんや!
わしのメガネはどこに行ったかのう?
おじーさん!
おでこにありますよ!
なーんて微笑ましい会話で解決したらいいのですが、一人では解決できない困った事態になった時は、信頼している人に助けを求めることができたらいいですよね。
しかしながら案外、
困った時ほど人に助けを求められないと言う人も多いですよね。
困っていると誰かが「手伝おうか?」なんて言ってくれないかと期待してみても、実際にはどうにもならなくなってしまうまで追い詰められて、どうしていいか分からなくなってしまうこともありますよね。
さて、今日はそんな心理
「助けてほしい。でもそんなこと言えない。」
というテーマで書いていきます。
助けてほしいのに、そんなこと言えない時。
それってどんな時でしょうか???
自分の中に助けてほしいという欲求が
- そのものがない
- あるけども言いたくない
という時かもしれません。
しかしそのものがないという場合は、助けてほしいという気持ちに気づきにくいですから、やはり助けてほしいのに言えない時というのは、
あるけども言いたくない。
むしろ、言ってたまるか。
という気持ちがあなたの中から出てきているのかもしれません。
あなたはこのようなことはありませんか?
- 両親の仲が悪い
- 両親のどちらか、もしくは共にかわいそうな人
- 人に甘えることが苦手
- ひとりで出来ると思っている
- 人に負けたくないという思いがある
- 自分よりも相手を優先してしまう
- 人間関係が長続きしない
- 身近な人に怒りが沸きやすい
これらがあると、それこそ困った時ほど周りの人に助けを求められなくなってしまうんです。
<本当の問題は何か?>
ここで起こっている本当の問題は、自己信頼感の問題です。
自分に対して
助けてほしい時に助けてもらえる
自分には人と繋がるチカラがある
という自分への信頼感が薄いことにあります。
助けを求めてもどうせ返ってなんてこないんだから、そんな欲求なんていらない!と決めてしまっているんです。
何をやってもムダだと思っているんですね。
なので
助けてなんて言ってたまるもんか!
助けてなんて言ったら負けだ!
と助けてほしいという思いを否定するんです。
人に助けを求めることは
- 拒絶される
- 否定される
- 自分に負けてしまう
- 出来る自分が崩れる
- つけ込まれてしまう
- 弱みを見せるようで悔しい
感覚になってしまうから言いたくないんですね。
そうなんです。
助けてほしいが言えないのではなく、
助けてなんて言いたくないんです。
求めてしまうと、
今まで頑張ってきた自分を否定してしまうようで怖いんです。
<このままだとどうなるか?>
助けを求めたくない訳ですから、助けを求めるような状況にならないように自分の外側をコントロールして固めるようになります。
自分自身がどう感じ、どう思うかよりも
周りから自分が幸せに見えるかどうかを大事にするようになり、否定されないよう自分をどんどん無くして守るようになります。
しかしそうやって頑張り続けても、自分が望んでないところで頑張ることは劣等感を募らせるだけになってしまいます。
最終的には、自分に怒りを向けてしまうんです。
ひどくなるとウツになったり、身体に症状が出たりします。
自分の人生は、自分の思うようにならないという思いをずっと抱えて生きていくことになるんです。
<解決に向けて>
人に助けを求める。
それが何かとてつもなく重たい荷物を背負わされるように思ってしまい、
それなら自分だけで何とかする!
そんな荷物に負けない!
と頑張り続けているなら、
あなた自身が親をもう背負っているのかもしれません。
親を背負うのではなく、助けるのでなく、つらく悲しくともその痛みを共に見ることしか子どもはできないんです。
親の痛みを見るくらいなら、自分が引き受けた方がマシだ!と思うなら、あなたは親の痛みを見ることがつらいんです。
親は親のベストな選択だと見守ることは、親を見捨てることではなく、尊重しているんです。
親の感覚ではなく、自分の感覚を感じる。
自分の感覚を信じられるようになると、勝ち負けは関係なくなります。
自分を信じていないのは、自分と繋がれていないからです。
そこを見ていくことでこの問題は、解決へと向かっていきますよ。
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