#リトリーブさいこ福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。
朝の通勤ラッシュも戻って参りました。。。
わたしは車での移動が主なのですが、先日たまたまバスとの遭遇が高確率な日があったんです。
バス停が道路に入り込んでの場所な場合、バスをそのまま追い越して行くんですが、道路に沿ってバス停があったり、車線がいくつもあるとバスが停車して発車するまで待ちますよね。
時間に余裕がない時に限って、何台ものバスが何度もバス停に止まり、隣の車線も車がどんどん来ていて車線変更もできない。。。
ムキーーーーー!!!
時間がないとに限って、どうしてわたしの行く先をジャマするんだーー!!!
なんて気持ちにもなります。
全くついてないったらありゃしない。。。
急いでるのに。。。
やらないといけないことがあるのに。。。
そんな時に限って、わたしの目の前にどどーーーんと立ちはだかるジャマ者の存在がいる。。。
今日はそんな、なぜか自分のやることを邪魔されてしまうような気がする心理
「わたしの行く先はジャマ者ばかり!!!」というテーマで書いていきます。
あなたはこんなことはないですか?
- 自分の欲しいものは手に入らない
- やりたいのにやれない
- やることが裏目に出てしまう
- 言いたいことが言えない
- 自分を出せない
- 自分がよく分からない
こんな風に、自分が何かをしようとすると、必ず上手くいかなくなったり、ジャマ者にジャマされてしまってできない感覚。
ジャマさえ入らなければ、わたしの人生はもっと自由に楽しめるはずなのに!!!
何とかジャマが入らないようにするにはどうしたらいいんでしょうか???
<本当の問題は何か?>
ここに潜んでいるのは共依存の問題、人との繋がり方の問題です。
繋がり方の問題なら、自分の人との繋がり方がどのような繋がり方なのでしょうか?
問題なんて、ない方がいいですよね。
自分の
やりたいこと
言いたいこと
欲しいもの
それに向けて行動したいですよね。
そうしたいのにできなくて困っているんですから。
行動しようとすると、ジャマ者にジャマされてしまうんです。
では。。。
もしも。。。
ジャマ者が邪魔してこなかったらどうでしょうか???
すんなり喜んで、楽しんで、自由を感じて行動でき。。。。ん???
あれ???
そう、怖さが出てきませんか???
ジャマ者がないと、自分の思うように行動できると、じわじわと怖くなってきてしまうんです。
自分にこんなことが許されていいのかと、不安になってしまうんです。
そして、この怖さというのは今のものではないことがほとんどです。
私たちは自分の幼少期の家族との繋がり方を、大人になった今もそのままやっていることがとても多いからです。
自分の
やりたいこと
言いたいこと
欲しいもの
に向かって行動すると、
親からの
否定
拒絶
拒否
憎しみ
嫉妬
が待っていたんですね。
それが怖くて自分自身を止め、抑え、親の期待に応えることで、自分を受け入れてもらえた。
自分を出さず
大変そうな
かわいそうな
苦しそうな
親の役に立つことで喜ばれた。
親の抱えている問題を背負い、一緒に抱えることで、
親との繋がりを維持してきたんです。
だから、
問題があることで大切な人と繋がれる
問題があることで生きていける
と自分で問題やジャマ者を目の前に置いていくんです。
もう!
何でわたしのジャマばっかりするの?と言いながら、ジツはジャマ者のせいにしておけば自分が不安や恐怖を感じなくてよかったんです。
問題の苦しさで人との繋がりを感じるってどうですか?
問題やジャマ者を自分で目の前に置く人生はどうでしょうか?
<このままだとどうなるか?>
この問題を抱えることで人と繋がる自分に気がつかないと、いつも自分に起こる問題を人のせいにして生きるようになってしまいます。
問題をいつも抱えていると、周りから同情や愛情がもらえ、それで人と繋がれると思ってしまい、ずっとずっと自分が不幸でいることを握りしめていないと生きていられなくなってしまいます。
問題やジャマをする人がなくなってしまうと、誰と繋がれなくなって孤独になってしまいます。
問題を抱え、ジャマ者を目の前に置いていると大切な人と繋がることができて、自分はここに居てもいいんだという安心感を感じることができてしまうんです。
それは傷つかずにノーリスクな人生に一見すると見えるかもしれません。
でも自分をずっと感じることができない人生に、本当の安心なんてありません。
<解決に向けて>
問題やジャマ者がいてくれるおかげで嫌われないし、愛してもらえる。
なくなると愛されずに捨てられ、ひとりぼっちになってしまう。
そう思い込まないと生きられなかったほどに怖かった自分がいたんです。
その怖さは、本当にあなたのものなのでしょうか???
ずっとずっと受け止め、自分のことのように感じ取って、共有してきた不安や恐怖。
そもそも、誰が抱いていた感情だったんでしょうか?
あなたですか?
それともあなたの親ですか?
わざわざ問題やジャマ者を置かずとも、人と人は繋がれます。
なのに、あなたがなぜその繋がり方を選び続けているのか???
あなたが得たい安心がそこにないのだと気がついたなら、安心を求めて人と繋がろうとした時に感じる怖さこそ、あなたが今向き合う感情です。
自分がこれから人とどのような繋がり方をしたいのかを、決めていけるのは自分しかいません。
バスがどれだけジャマ者に思えた日があったとしても、車線変更をするのも、別の道を通るのも、流れに任せるのも、決定権はハンドルを握っている自分が持っています。
今の自分が何を選んでいるのか。
それを見ていくことでこの問題は解決へと向かっていきますよ。
<モニター募集のお知らせ>
只今、モニターさんを募集しております。
気になる点、質問等ありましたら お気軽にご相談くださいね。
たくさんの失ったもので傷ついた心が回復していくよう、自分の精一杯でカウンセリング・心理セラピーをさせていただきます!!!