勝手に決めつけないで!!!

#リトリ福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

 

何かを決めつけてくる人っていませんか???

 

 

決めつけられたり、誤解されたりすると、「勝手に決めつけないで!」って思いますよね。

 

 

先日、歩いておりましたら前方から人が。。。

 

目線を確認しつつ反対側へと避けたんですが、何と裏をかかれ、逆球、フェイントのまさかの同じ方向に動き、ジャンガジャンガ状態になってしまいました。

 

こっちに動くだろう。

こうなるはずだ。

こうなるに違いない。

 

そして、それは自分の思うような結果にならなかった時にこそ起こります。

 

自分が望むもの、必要なもの、求めているもの、それを相手が満たしてくれなかった感覚なんです。

 

その満たされない気持ちが、勝手に決めつけないで!と怒りに変わっていくんです。

 

 

今日はそんな相手から決めつけらた時の心理、

「勝手に決めつけないで!!!」というテーマで書いていきます。

 

 

この、決めつけ。

これは、自分がされることもすることもあるんですね。

 

  • 心配してないから助けてくれない
  • どうでもいいと思っているから分かってくれない
  • 連絡をくれないのは愛してないから
  • 話を聞いてくれないのは面倒くさいと思っているから

 

ナドナドこういったやりとりを言ったり言われたりしたことがあるという人は多いのですよね。

 

あなたはこういう人!

これってこういうこと!

そうするってことはこういうこと!

 

確認しない思い込みは、相手への決めつけに変わっていきます。

 

 

ただ相手から決めつけられた時に、相手に対して

「それは違うよ。」

「それはイヤ。」

とNoをはっきり伝えられない。

 

そこで「誰もわたしを分かってくれない。。。」と思ってしまうなら。。。

 

あなたの中にこんな問題が眠っているかもしれません。

 

<本当の問題は何か?>

ここにあるのは愛着の問題です。

 

自分のことを決め付けられるのは、誰しも良い思いはしませんよね。

 

しかし、決めつけられた時にその訂正や自分の思い、不快さを相手に伝えられていないんです。

 

なぜ、伝えられないのか。。。

求めていたものと違うものが返ってくるという怖さを抱えているからなんです。

 

 

違うものが返ってきた時に、

愛されない

理解されない

孤独な

必要のない

否定された

そんな自分を感じてしまうのが怖いんです。

 

 

だから怒りで相手を責めることで、この恐怖を感じないようにしているんです。

 

でもそれは、自分の心の中だけで起こっているんですね。

 

伝えないことで「自分は要らない存在」という空っぽさを感じなくていいように、精一杯で自分のことを守っているんです。

 

だから

「決めつけないで!」

「分かってくれない!」

と言いながら、自分の中にある空っぽな感覚を相手に埋めてもらおうとしているんです。

 

 

自分のことは自分で決めると怒りながら、自分の思うように相手から理解されたいと思っているんです。

 

 

これって一見すると自分軸のようで、実は他人軸なんです。

 

 

決めつけられたことに、分かってくれないことに怒りや悲しみを抱えながら、自分ひとりでは抱えきれない「自分は空っぽ」という自分が最も感じたくない怖い感情を感じなくていいように避けているんです。

 

<このままだとどうなるか?>

いつも怖いという感情を感じなくていいように、あらゆることから逃げ続けないといけなくなります。

 

人生において、いつも選択肢が「逃げる」になってしまうんです。

 

決めつけないで

分かってくれない

という怒りと悲しみを使って、

自分は空っぽ

自分には何もない

という見たくない感情から逃げ続けることになります。

 

そして、その怒りと悲しみを握りしめて、頑張る力に変えていくんです。

 

 

頑張り続けていたら、自分の存在価値を証明することができるから。

 

だから恐怖から逃れるために頑張ることをやめられなくなってしまいます。

 

それは、自分がボロボロになるまで、そして倒れた後も続いてしまいます。

 

 

<解決に向けて>

 

自分が欲しかったものを満たしてもらえなかったのは、あなたの価値がないからではないんです。

 

満たしてもらえなかった子ども時代の過去に、あなたは悲しかったし、怒っていたんです。

 

そして怖かったんです。

 

それを消そうと頑張ることでカバーしようとするから生きるのが辛くなってしまいます。

 

本当に向き合い、確かめないといけないのは自分の「空っぽ」という無価値感です。

 

本当にあなたは無価値な人間なのですか?というところなんです。

 

自分の欲求が満たされても満たされなくても、あなたは無価値な人間ではありません。

 

「決めつけないで!」という思いは、

「わたしが居なくてもいい存在だなんて勝手に決めつけないで!」という自分の中の叫びでもあるんです。

 

 

そしてそれを持っておくことで自分を必死に守っていたし、決めつけられる自分で居たかったことに気がつくことです。

 

 

今のままか

手放すか

 

 

それは誰からも決めつけられることではなく、あなたが自分で決めることができますよ。

 

 

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