弱音が吐けない。。。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコサラピー)の前田ひとみです。

 

ゴールデンウィークですね。

心身ともにリフレッシュ!!!

そんな時を過ごせている人の方が、時期としてはもしかしたら少ないのかもしれませんね。

 

気持ちや身体が思うようにいかず、

何かしんどいなあ。。。

どうしてもきついなあ。。。

もう疲れたなあ。。。

そんな風に感じることもあるかもしれません。

 

そんな時、アナタは誰かに素直にその気持ちを伝えられていますか?

 

無理して笑ったり、

反対に元気に見せたり、

大丈夫なフリをして、

余計に疲れたりすることはないですか?

 

自分の辛さや苦しさを言えず、大丈夫に見せてしまう。。。

今日はそんな心理、

「弱音が吐けない。。。」というテーマで書いていきます。

 

 

 

 

<本当の問題は何か>

ここにあるのは、アナタの無価値感が関係しています。

自分は価値のない存在だと、アナタ自身が自分に思っていることが問題なんです。

 

弱音や、自分のダメなところを人に見せたり、見られてしまうと、

相手から

見限られたり

つけ入られたり

利用されたり

裏切られたり

捨てられたり

奪われたり

してしまうと思っているんです。

 

だから、弱音を吐きたくても吐けない。

吐いてしまうと、とんでもないことになってしまうから、ガマンするほうがまだアナタにとってはラクなんです。

 

過去には実際に、アナタにこのようなことが起こったのかもしれません。

その時にアナタはとても辛くて、苦しくて、怖くて、悲しい思いをしたはずです。

 

その傷が、今、アナタの前に

大きな大きな不安

果てしなく続く恐怖

となって立ちはだかり、アナタはその傷の重さにひとりで耐えきれず、潰されそうになっているんです。

 

<このままだとどうなるか>

弱音を吐いたり、自分の弱さを見られることがアナタにとっては莫大な不安と恐怖なので、アナタは自分の弱音や弱さをなんとか誤魔化したり、隠したり、取り繕ったり、言い聞かせたり、自分にも周りにも分からないように頑張ります。

 

するとどうなるでしょうか?

 

自分の弱さを、誰よりもアナタ自身が否定するようになります。

甘えたことを言うな!

しっかりしろ!

これくらいで負けるな!

そんなことじゃ、この先生きていけないぞ!

 

そうやって、

何もできない自分

意味のない自分

価値のない自分

を奮い立たせようとします。

 

だからこのままずっと、アナタは頑張ることをやめられず、弱音を吐かず、人に弱みを見せず、ひとりで世界に取り残され、ひとりで何とかしないといけないと心と身体が倒れるまで走り続けることになってしまいます。

 

自分の弱さは、アナタの価値の無さを証明してしまうから。

 

少しでも

強い

出来る

役に立つ

自分になれば、自分に価値が出るのだと信じてひたすら完璧な自分を目指すんです。

 

心身ともに、動けなくなるまで。。。

 

<解決に向けて>

アナタはどうして自分のことを無価値な存在、生きている意味のない存在だと思ってしまったんでしょうか。

 

無価値な人なんていないんです。

 

アナタの中にあるその無価値感は、誰かにもらったもの。

そして、アナタが受け取らなければ生きていけないものだったんです。

 

 

それを信じてしまったし、信じていた方が安全に過ごせた気がしていたんです。

そう、幼い頃は。

 

アナタはこのまま、自分の

弱さ

辛さ

苦しさ

痛み

を隠しながら、倒れるまで誤魔化し、頑張りたいでしょうか?

 

けれど自分を無価値にしてまで、アナタは守れたものも確かにあったんです。

 

ひとりではない…

ここに居てもいい…

誰かの役に立てる…

頑張れて結果を出せる…

自分の悲しみを感じなくていい…

 

だからこそ、無価値な自分でいることをアナタは選んできたんです。

 

そんなのイヤだ!!!

自分に価値があるのだと信じられたなら、アナタにはどんな未来が待っているでしょうか?

 

自分には価値がある、とただただ呪文のように自分へと言い聞かせてみても、

ひとりぼっちで孤独

居場所がなくて不安

誰の役にも立たない無力さ

ダメな自分を見る怖さ

自分の悲しみに気がつく絶望

が未来に待ち受けていたなら、アナタはその未来に希望を持って進めるでしょうか?

 

だからこそ、まずはアナタそのものが持っている怖さに気がつくこと。

そして、今のままがとても苦しいことを感じること。

 

そこからでないと、アナタの未来は見えないままです。

 

アナタのこれからを、どんなアナタで迎えたいですか?