福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。
自分は、大体いつも冷静だし、理論的に落ち着いて物事を考えることができる。
だから、あんまり怖いことなんてない。
そんなタイプの人、いますよね。
けれど、それって。
実は感じている怖いを、何とか自分の中から消したり排除したりしようとしているのかもしれません。
今日はそんな、怖いを感じることを避けてしまう時にあなたに起こっている心理、
「怖いと感じるのが怖い。」
というテーマで書いていきます。
<本当の問題は何か>
ここにあるのは脱愛着の問題です。
世の中は分からないことだらけ。
自分は世界に対応できない。
どこにも居場所がない。
その感覚はアナタが幼少期から、恐怖や不安を感じた時に、
受け止めてもらっていない
否定や拒絶や無視をされた
どうすればいいか教えてもらっていない
ことで、あなたの中にずっと安心が持てず、恐怖や不安がずっと消えていないから起こっているんです。
恐怖や不安がずっと消えずにいつもつきまとうと、愛情や安心感を求めないことで自分を守ろうとするようになります。
恐怖や不安な状況や状態が日常。
そう思い込もうとするんです。
人との繋がりを求める気持ちを諦めて消すことで、自分の存在を守ろうとするんです。
自分の怖さを受け入れて認めてしまったら、
ひとりぼっちで
何もできない
助けてもらえる価値のない
そんな自分を感じてしまうんです。
怖いという恐怖を感じてしまうと、自分が壊れてしまう。
それが怖くて、自分が感じている怖さや助けを求める気持ちを消そうとします。
<このままだとどうなるか>
もちろん自分の
本当は寂しい
本当は助けてほしい
本当は怖い
という気持ちを必死に抑えているので、自分自身の全てを感じられなくなってしまいます。
自分自身の存在が分からなくなってしまうので、周りの人から自分が何なのかを教えてもらおうとします。
自分の全てを他人に預けることで、自分の求める気持ちを消そうとするんです。
自分が
どんな気持ちを感じても、
どんな思いをしても、
どれだけ怖かったとしても
誰も助けてなんてくれない。
自分の中にある怖さを感じてしまうと、自分そのものが壊れてしまいそうで怖いんです。
だからアナタはずっとずっと恐怖や不安から逃げ続けるだけの人生になってしまうんです。
<解決に向けて>
恐怖や不安から逃げ続けたら、アナタはいつまでも
自分を感じることはできません。
自分を持つことはできません。
自分を生きることはできません。
求めることを避ける代わりに、アナタは自分自身を失ってしまうから。
だからこそ、アナタにできることは、
自分の
怖いを知ること。
怖いを認めること。
怖いを受け入れること。
そして、勇気を持って自分から助けを求めることなんです。
自分ひとりじゃできないことだから、人の手を借りる。
アナタがアナタを助けるために、人に求める。
だってアナタは本当はひとりで充分に苦しんできたから。
どうしていいか分からないこの世界の中で、何とかひとりで対応しようと頑張ってきたから。
自分のために泣くこと。
自分のために怒ること。
自分のために喜ぶこと。
分からないことは、まずは人から教えてもらったらいい。
わたしはそう思います。
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