福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。
毎日、まだ暑いですね。
夏の疲れもしっかり出てくる時期です。
寝ても回復しない。。。
ずっと疲れている。。。
倦怠感が抜けない。。。
こんな状態が続くとしんどいですよね。
そんな時、アナタは日々の忙しさで自分を休めることができていないのかもしれません。
けれど、本当はできないのではなく「したくない」と思っているとしたらどうでしょうか?
今日はそんな、ずっと疲れているアナタの心理、
「疲れがとれない。。。」
というテーマで書いていきます。
<本当の問題は何か>
ここにあるのは自己重要感の問題です。
アナタは日々、疲れきってしまうほど自分にチカラを入れて生きているのではないでしょうか。
日々頑張る。
前を向き続ける。
とにかく行動する。
予定をずっと入れ続ける。
休むことなく何かをしている。
ツラいのにこのような行動を続けてしまう時、フッとアナタはチカラを抜いてしまう事の方が、実は怖いのかもしれません。
疲れたけど休めない。
そんな時、アナタは自分の中の聞きたくない本音にフタをしようとしている可能性があります。
休めないのではなく、休みたくない。
疲れがとれないのではなく、チカラを抜きたくない。
自分自身の本当の気持ちを、
じっくり感じて
たっぷり味わって
今の自分の現実に目を向けることがツラいんです。
チカラを入れて頑張って動いていないと、アナタの本音が出てきてしまう。
だからどれだけ疲れていても、休むワケにはいかないんです。
アナタは、アナタを感じることが
悲しくて
苦しくて
ツラくて
寂しくて
イヤでたまらないんです。。。
<このままだとどうなるか>
もちろん、どれだけ疲れていたとしても本音では止まりたくないのですから、アナタはずっと動き続けてしまいます。
自分の体力が持っているうちは、何とか走り続けることができるかもしれません。
けれど、もちろん限界はきます。
休み、止まった時、アナタは自分の
無力さ
価値のなさ
存在の無意味さ
避けたい悲しみと怒り
生きていることへの絶望感
をじわじわと感じてしまいます。
アナタがどれだけ疲れても、動き続ける事で見なくてよかった、それほどまでに避けていた感情が出てきてしまうんです。
アナタがアナタに対して、本当はどのように思い、感じているのかという本音を、動くことで紛らわせてきたから。。。
このままこれが続くと、身体がどれだけ限界でも、どれだけ休みたいと思いながらも、アナタは倒れて動けなくなるまで自分を動かし続けてしまいます。
<解決に向けて>
アナタが疲れがとれないほど、ずっと動き、何かに目を向けているなら。。。
アナタが見たくないのは、アナタ自身です。
これは単純に、身体を休めることが解決ではありません。
休み、止まれば、アナタはもっともっと苦しくなるからです。
感じたくない自分自身を感じてしまうからです。
アナタはこのまま、
止まることなく自分を動かし続けたいですか?
自分自身から逃げ続けたいですか?
自分で自分の存在を否定し続けたいですか?