やりたいことが分からない。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

自分がやりたいと思うこと。

これがはっきりしていると、自分の未来や目的地もはっきりと分かりやすいですよね。

そもそも子ども達は、今夢中になっている遊びを

何でやってるの?

どうしてやりたいの?

と聞いてみても、

楽しいから!

やりたいから!

しか返ってきませんよね。

 

それくらい自分の気持ちに素直に行動するって、自分の人生に充実感を持てるかどうかにも大きく繋がってきます。

 

けれど、アナタが

自分がよく分からない。

したいこととやつまていることが違う。

自分のやりたいことが分からない。

そう思っているなら、アナタは自分の未来や目的地にも漠然とした不安があるのではないでしょうか。

 

 

今日はそんな自分のことがよく分からない心理、

「やりたいことが分からない。」

というテーマで書いていきます。

 

 

 

<本当の問題は何か>

ここにあるのは、自己否定の問題です。

アナタは自分のやりたいことをやろうとしても、否定されたり拒絶されたりする感覚を持っていませんか?

 

自分のやることはどうせダメなんだ。。。

 

だから、

誰かに否定されないように

誰かに認めてもらえるように

誰かに受け入れてもらえるように

 

自分で選ぶことよりも、誰かの目を基準にして

好きなもの

自分の意見

やりたいこと

を選んでいるんです。

 

そしてそれはアナタが自分のことを分からなくしてしまうけれど、同時にアナタに

ここにいていいよという居場所

それでいいよという承認

アナタを受け入れるよという安心

を与えています。

 

だから、苦しいけれど

実はアナタは自分で自分のことを分からなくさせているんです。

 

 

<このままだとどうなるか>

今、アナタは自分で自分のことをダメだと信じているんです。

 

自分を受け入れられず、自分は何をやっているんだろう。。。といつも責めてしまう。

 

それほどまでに

何もしていない自分

相手の役に立っていない自分

ちゃんとできない自分

を感じることがたまらなくイヤなんです。

 

だから

こうありたい理想の自分

でないと、自分を認めて許すことができません。

 

相手や周りから否定されたりダメ出しをされたりしないように、自分の行動や気持ちまでも周りや相手の基準で選択していくんです。

 

本当は自分の気持ちとは違うことであったとしても、自分にちゃんとしろ!と言い聞かせて理想の自分に少しでも近づこうとします。

 

そして自分を追い込み、分からなくして、何とか周りや相手の正解を見つけることばかりが人間関係の全てになっていきます。

 

これではもちろん、アナタは疲弊していくばかりです。

 

<解決に向けて>

人生でずっと正解をしていないと、また否定されてしまう。

けれど、人生でずっと正解をし続けることはできません。

だって、相手の基準は相手が決めます。

その相手の心が分からないのは当たり前だからです。

 

だからこそ、アナタ自身が

相手を受け入れるために自分を分からなくして、自分を失くしていることが問題なんです。

 

アナタは今、

自分から逃げていませんか?

自分を感じてしまうとどうなりそうですか?

本当に自分を分かりたいですか?