叶わない時の生き方。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

明けましておめでとうございます。

寒さもコロナ禍も続く中の新年ですが、皆さまのご多幸を願っております。

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

新年の初めに、目標を立てたり、お願いごとをしたり、頑張ろうと気持ちを新たにした方も多いのではないかと思います。

 

一年の計は元旦にあり、なんて言いますし。

頑張りたいことへと頑張る。

やりたいことへと挑戦する。

そういう気持ちにも素直になれる時ですよね。

 

その自分にたてた誓いがスムーズに進んでいる時は、人は前向きに進むことができますよね。

 

けれど、思うようになかなか事が進まない。

そんな時にどうするのかを自分なりに考えていくことは、生き方にも繋がっているように思います。

 

新年一発目のブログは、自分の願いが叶わなかった時に、アナタがどう生きていきたいか?

アナタの人生観がそのまま出る、

「叶わなかった時の生き方。」

というテーマで書いていきます。

 

 

<本当の問題は何か>

誰でも、自分の願いや欲求が叶わなかったらイヤな思いをします。

その時に

諦める

非難する

嘆く

悲しむ

無視する

等々、色々な反応があると思います。

 

けれど、どれだけ願っても、努力しても、叶わないことはあります。

 

その事実は当たり前のことなんですが、これを受け入れられない時に、人は事実の方をねじ曲げてしまうことがあります。

 

まだ早かった。

本当は必要ない。

望んでなんかない。

そうして事実を理想化して、誰かや何かや自分を責めたり否定したりします。

 

そうすることで自分を守っているんです。

 

そうして守っているものが

自分の無価値や何もない空っぽさ、なんです。

 

イヤな事実を受け入れられず、向き合えない時、

アナタの中の無価値がアナタを事実から逃げさせようとしています。

 

アナタが、

自分の願いや欲求は叶わない、

自分は叶える価値がない存在、

と思い込んでいるのが問題なんです。

そしてその自分の思い込みを、そんなことない!と自分で誤魔化しているんです。

 

 

 

<このままだとどうなるか>

アナタの願いや欲求は、自分のためのものではなく、

誰かの期待に応える

誰かを喜ばせる

誰かに評価される

ためのものになっていきます。

 

そして、それを自分の願いや欲求にすることで、自分の価値を築いていこうとします。

 

自分そのものではなく、誰かに認めてもらうことが自分の価値になっていくんです。

 

そのためにアナタは

自分の意思を無くし

自分の思いを消して

自分を空っぽにすることで

願いや欲求を叶えようとします。

当然、その願いは叶ってもアナタは心から満足できません。

自分の本当の願いや欲求ではないからです。

 

叶わなかった事実を受け入れられないと、アナタはずっと自分という存在が不確かで、自分が分からないまま人生を過ごしていかないといけなくなります。

 

 

<解決に向けて>

アナタの無価値を誤魔化そうとしないこと。

自分の事実に直面すること。

無価値な自分を信じて、無価値な自分を誤魔化してきたから、アナタは苦しいんです。

アナタは、

誰のために自分を空っぽにしてきたのでしょうか。

何のために自分を誤魔化してきたのでしょうか。

自分の願いや欲求、アナタは自分で叶えたいですか?