変わることは失うこと。。。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

3月になりましたね。

園では、卒園式に向けての活動なんかも始まりまして、入園してきた時の子ども達を思い出したりしながら、卒園までの日々をしっかり味わいたいな、とちょっぴり切なくなるのは大人ばかり。

 

子ども達は次への出会いに心を膨らませております。

 

春はそんな、別れと出会いの季節でもありますよね。

 

季節の変わり目でもありますし、環境や立場が変わる、人との別れもあります。

 

そんな変化の時に。

アナタは

寂しさを感じるでしょうか?

怖さを感じるでしょうか?

そして、その変化に

どう対応してきましたか?

 

 

変化をすることは何かを失うこと。

アナタの心が、変わることに対してそう感じていると、自分の変化を楽しむことはできません。

 

自分を守ること

今を守ることに

精一杯になるからです。

 

自分は失ってしまった。。。

人はそんな時、

自分の身体がもぎ取られるような、

自分の心に大きな穴が空いたような、

ひとりで奈落の底に落とされたような、

喪失感を感じます。

 

この自分の喪失感を感じることは、とてつもなく辛く苦しいことです。

 

何とか誤魔化そう

何かで埋めよう

何も感じないようにしよう

そうして喪失感から逃れ、自分を守ろうとします。

 

そうすると、ますます変化が怖くなってしまいますよね。

 

今日はそんな変わることについての恐怖心について。

「変わることは失うこと。。。」

というテーマで書いていきます。

 

<本当の問題は何か>

アナタの受け止められない喪失感。

それはアナタの根っこに深い寂しさを残します。

 

何も失わないでいいように、アナタは自分を偽り、必死に今を守るようになります。

 

失うことが怖いから、自分を取り繕うことで寂しさを埋めようとします。

 

寂しさから逃れられても、自分を偽り、取り繕ったままで生きていくと、アナタはアナタのことが嫌いになります。

 

偽り取り繕った自分は、本当の自分ではありません。

 

本当の自分を隠したまま人に近づいても、アナタは苦しいままなんです。

 

失うことが怖いから、失うことを避ける。

だけど逃げて逃げて逃げきれなくなる時は必ずやってきます。

 

その時、アナタの中にあるものは

深い寂しさと

強い自己嫌悪と

大きな絶望感です。

 

失うことが怖くて不安でたまらない時、アナタの本当の問題は失うことではなく、

失った時にアナタが感じてしまう寂しさ、自己嫌悪、絶望感をアナタ自身が受け止めきれないことなんです。

 

<このままだとどうなるか>

そのイヤな感情を受け止められないのは、

失ってしまった時に、アナタのこれからの人生も失いっぱなしの自分のままだと感じるからではないでしょうか。

自分にはまた手に入れるチカラがあると、自分に対して思うことができないからです。

感じてしまうと、自分が崩れて壊れてしまう。

現実は自分にとってあまりにも残酷だと感じているからです。

 

 

どうせ自分は失う。

大切な人は自分の前から消えていく。

どうせ自分には何もできない。

自分には人生をどうすることもできない。

「自分は無力な人間なんだ。。。」

その前提で生きているんです。

なので無力な自分として生き続けてしまい、結果として周りの人から

いいように扱われたり、

強制的に支配されたり、

不当なことを言われたり、

一方的な関係しか相手と築けなくなっていきます。

なのでアナタはますます人がイヤになりながら、人が怖くてたまらなくなりながらも、失うことが怖くてその一方的な関係にすがって苦しむことになるんです。

 

 

 

 

<解決に向けて>

アナタがアナタを無力にしてしまう。

アナタが自分を無力にすることを選んでしまう。

それは、誰か支配なしには生きることができない人生となってしまいます。

人から強制されたり、支配されるのがどれだけイヤでも、アナタが自分を無力にする限り、イヤだと言いながらもアナタは受け入れ続けてしまいます。

アナタは

自分を無力にしたままでいいですか?

無力なまま、これからを生きたいですか?

 

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