福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。
保育園や幼稚園におりますと、本当に色々な家庭の形を見せてもらう機会があります。
もちろん、仕事をしている保護者の方も少なくありません。
一括りに、仕事をしているから子どもとの時間が取れない、とは言えないのですが、仕事をして、子育てをして、家庭のことをして。。。というお母さんは、本当に毎日が忙しいだろうなあということは想像できます。
子どもと離れている間にもやることはたくさんあります。
ホッと一息つくことも叶わず、園へのお迎えに行き、そこから帰って家事が待っている。。。という生活は確かに大変です。
そんな忙しい時に、子どもが
まだ帰らない!まだ遊びたい!
歩きたくない!抱っこして!
お話聞いて!今聞いて!
という要求を次から次にされてイラついてしまう、なんて話もあるあるです。
そんな時、つい
忙しいんだから言うこと聞いて!
そんなに勝手ばっかり言うならもう知らない!
なんでそんなにワガママばっかり言って困らせるの!
と子どもに怒りをぶつけたり、
反対に
子どもの要求を全て聞いてずっと不機嫌でいたり、
子どもに付き合いその後の予定は全部後回しにしたり、
子どもを遊ばせながら自分はケータイで自分の世界に浸ったり、
と子どもが察して諦めてくれるのを待ったり、
どちらも、お母さんは大変なんだから!という気持ちを直接的、間接的の差はあれ、伝えようとしています。
そして、この「お母さんは大変なんだから!」という気持ちを強く持っている時、
子どもとの時間というのはなかなか取りづらいものです。
次から次にやることはあるし、身体がいくつあっても足りないくらい毎日が忙しい。
だから子どもの要求や甘えには応えられない。
罪悪感や申し訳なさも感じながら、日々に手一杯で子どもとの時間なんて取れない。
そんな時にひとつ、自分に聞いてみてほしいことがあります。
それは、
もしも今、何もやらないといけないことはなく、何も心配することもなく、自由に時間があったとしたら。。。
自分は、
子どもと一緒に過ごすだろうか?
子どもの話を聞こうと思うだろうか?
子どもが甘えてくるのを許せるだろうか?
この自分への質問の答えが、
子どもと一緒に過ごしたくない。
子どもの話なんて聞きたくない。
子どもが甘えてくるのを跳ね除けたい。
と感じるなら、
アナタは子どもとの時間を避けるために、
何か他に自分のやることを見つけたり、
何か自分を忙しくさせていたり、
何かで自分を紛らわせていたり、
自分を無意識に大変にさせている可能性があります。
忙しければ、子どもとの時間を取らないで済むから。。。
大変であれば、子どもと一緒に居なくて済むから。。。
忙しいから、大変だから一緒に過ごせないのではなく、
一緒に居ないでいいように次々に自分を忙しくさせて、大変にさせているのだとしたら。。。
そこには大変だから、忙しいからではなく、
子どもではなく、アナタ自身の問題が絡んでいます。
その自分を忙しくさせる心理については、また月曜日のブログでお届けします!
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