心が折れる時。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

今までヤラかした失敗はなぁに?

という話で盛り上がっておりました。

 

真剣な話の最中。

「へえ!そうなんですね!」という相槌を打とうとした時に、

「ぺえ!」

と思いっきり言って、微妙すぎる空気が流れた。。。

 

 

敬語も尊敬語も何も分かっていない学生の時に。

「ご苦労様でした。」

カッコつけてバスを降りる時に言おうとしたら。

「ごちそうさまでした!」

と言って、何食べたん?という顔をされた。。。

 

免許取り立ての時にガソリンスタンドで。

給油口を開けようとして、レバーを張り切って引っ張ったところ。。。

自分の運転席のシートが倒れて、勢いよく戻ってきた。。。

 

ええ。。。

全てわたしの話でございます。。。

 

 

自分が経験した、

ひとつの喪失。

ひとつの失敗。

ひとつの挫折。

たったひとつの躓きで今まで積み重ねてきたものが、心折れてしまう。

今日はそんな心理についてお話します。

 

 

疲れたり心が折れたりすることは、時にはあるものですよね。

 

けれど、順調な時はそんなことはないのに、ふとひとつ躓くと、全てがなくなったように感じてしまう。

 

ひとつの失敗や挫折で、全てがダメになってしまうように感じてしまう。

それは元々、自分の中に

自分はそのままではダメなんだ。。。

という自己否定があるからです。

 

そのままの自分では価値がない。

何か役に立っていたらここに居ていい。

誰かを喜ばせるために頑張っている。

 

だから自分の中で上手く行っている時は、自分のことを認められるし、肯定もできる。

自分を受け入れられるんです。

 

けれど、ひとつの躓きがあると、

やっぱりダメな自分

をひしひしと改めて感じてしまいます。

 

だからこれ以上ダメな自分を感じないでいいように、もうやーめた!と投げ出して、何もしないことを選んでしまいがちになります。

 

これ、わたし自身も

「自分を先に諦めること」で

自分自身のダメさや、イヤさや、弱さを誤魔化したり、隠そうとしてきたタチなのでよーーーく分かります(笑)

 

自分はダメ。

自分は必要ない。

自分は愛されない。

その思いを感じることは、とてもツラくて悲しいことだから。

 

そして、その思いを

受け止めてもらえず、

余計に責められ、

無視されてきたのだとしたら。。。

これほど怖いことはありませんよね。

 

だから怖さを避けるために、感じないでいいように、行動しなくていいように、自ら心を折ってきたんです。

 

自分の気持ちという芽、

自分の本音という根幹、

全部、全部折りまくっていくんです。

 

そうしていれば、見たくないものにフタはできます。

 

けれどこのままでは、ずっとこの先の人生、

ダメで無価値で愛されない自分を抱えたまま、その怖さから逃げる人生を送ることになります。

 

それは心を折らせたまま、諦めながら自分が腐っていくのを待っているようなもの。。。

 

心が折れた時、

心を自ら折らせている自分に気がついたら、自分にできることって何でしょう?

 

続きはまた、明日のブログでお届けします。

 

 

 

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