福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。
健康診断に行ってきました。
ええ、もう連日の暑さで夏バテですよ。。。
タイリョクダイジ!
カラダイタワル!
痛感するお年頃です。
健診待ちの時、割と待ちが長かったんです。
ずぅーーーっとため息ついたり、
足をビンボー揺すりしたり、
コメカミを手で何度も抑えたりするおじさまがおりました。
明らかに怒ってるんですけど、出さないでそれを察知してほしい感がアリアリと出てるもんだから、誰も声をかけないんです。。。
まぁ、わかりやすい悪循環。。。
おじさまのガマンが、健康を害さないことを願ったのでした。。。
今日は人間が誰でも持つ怒りの感情。
これを何とか抑えようとする心理、
「怒れない。。。」
というテーマで書いていきます。
「怒り」
自分の中にある怒りの感情に気がついていないこと、そもそも多いと思います。
感じたとしても、できるだけ抑えたかったり、無くそうとしたり、別の感情に変換しようとしたりして、意識したくない感情ではないでしょうか。
何となく怒りの感情は
人を攻撃して傷つけてしまうもの、
我慢の足りない人が出すもの、
自分の知っている誰かのようになってしまうもの、
というように
よくないもの。
虚しいもの。
破壊するもの。
というイメージがあるのかもしれません。
わたしも、怒るのはすごく苦手でした。
自分がイライラしているのは分かってはいたものの、自分の怒りを自分でコントロールできないなんて、だっさいぜ!とばかりに、抑えることにエネルギーは向いておりました。
そもそも、感じないと怒りは出せないので、怒りそのものをよくないものとして、怒りを感じないようにしようと努力していました。
ええ、そんな努力はもちろん無理です。。。
人間はあるものをないようにすることはできないからです。
怒りの感情を感じているのに、それを無かったことにすることはできません。
なので自分の感じた怒りにウソをついたり抑圧したりすればするほど、
ガマンが爆発して関係が破綻したり
怒りが自分に向いてウツっぽくなったり
自分が分らなくなって生きることが怖くなったり
人生をどんどん苦しいものにしていきます。
怒りをガマンして感じない。
怒りを抑えて出さない。
そうすればするほど、相手も自分に対して何をしてもいい人なんだと思いますよね。
絶対に怒らないんだから、どんなことだって
言ってくるし、
やってくるし、
要求してきます。
なのに、どうして怒らないのか?
そこには
自分がガマンすれば丸く収まる
怒ったところで何も変わらない
人が争うところを見たくない
怒った後に悲しくなって自己嫌悪してしまう
怒りを出すと何倍にもなって返ってくる
怒ると自分から人が離れていく
という感覚があるからです。
だから、怒れないんです。
わたしは、この感覚が大きくありました。
この感覚があると、怒った後のデメリットが大きすぎるように感じて、怒りを抑える方へと自分のエネルギーを使うので、怒ることができません。
そう。
「怒らない」のではなく「怒れない」んです。
怒りをガマンして感じない。
怒りを抑えて出さない。
そうすればするほど、相手とは本当にいい関係を築けるのでしょうか?
何をしても怒らないのだから、相手はこちらに何をしてもいい人なんだと思いますよね。
絶対に怒らないんだから、どんなことだって
言ってくるし、
やってくるし、
要求してきます。
ガマンして抑えれば抑えるほど、相手は何だってしてくるようになります。
その時、アナタならどうしますか?
続きはわたしの経験を踏まえながらまた明日!!!