昨日のブログ、
怒らない、のではなくて、怒れない。
怒りという感情そのものを感じないように抑えたり、感じたとしてもそれを出してしまわないように何とか抑え込む。
どうしてそこまでして、自分の怒りを無くしてしまおうとすると思いますか???
怒りを何とか感じないようにしたい。
そう感じるのは、怒りを感じ、それを表現することを何より怖がっているからです。
怖いんです。怒ることが。
わたしは、表面では怒りながらもその怒りは自分へのイライラという形で向けていました。
怒りを感じてしまったら、出してしまったら、今まで頑なに信じてきたり、守ってきたものが壊れてしまいそうで怖かったんです。
怒ってしまったら、
自分が自分じゃなくなる
自分が悪いと罪悪感を感じる
自分が嫌いになる
だから避けて感じないようにする。
怒りを出してしまったら、
関係が壊れてひとりぼっちになる
周りから嫌われてしまう
虚しさに襲われる
だから出す前に抑える。
怒れない、というのはアナタが怒らないことを決めている、ということです。
イライラしながら、
ウツウツとしながら、
怒るような自分がダメなんだと自分を責めることで、
アナタは自分の怒りの感情を封じ込めることに自分のチカラを注いでいれば、怒らない自分でいられるし、自分自身を守ることができるんです。
何から守れるのか???
そう思いますよね。
怒ってしまうと気がついてしまうんです。
自分の本当の気持ち。
自分が本当に感じている気持ち。
自分がずっと抱えていた気持ち。
そんな気がつきたくない気持ちに。
それは、わたしにとって両親への気持ちでした。
愛してほしい。
見てほしい。
分かってほしい。
受け入れてほしい。
認めてほしい。
怒ってしまうと、この気持ちが何ひとつ満たされないという現実に直面してしまうんです。
怒らなければ、自分に怒りを向けながら、まだ希望を捨てずにいられたんです。
でも、その守り方では相手を守れたとしても、自分自身を守ることはできません。
怒れないままだと、アナタの周りには
アナタを利用してくる人
アナタに意地悪をする人
アナタをぞんざいに扱う人
アナタに要求ばかりしてくる人
アナタをバカにする人
アナタを支配する人
が集まってきます。
その不当な扱いから自分を守るのが怒りの感情なんです。
自分が自分の怒りを感じない限り、ずっと誰かのゴミ箱になる人生になってしまいます。
自分が自分の怒りを出さない限り、ずっと周りの誰かに守ってもらう人生になってしまいます。
誰かのゴミ箱。
誰かに守ってもらう。
そのためには、自分の怒りは抑圧しないといけません。
すると、抑圧した怒りにずっと支配されることになります。
抑圧すればするほど、不安と恐怖が強くなります。
溜まりに溜まった怒りは、不安と恐怖から、自分にとって大切な人にほど
怒りの爆発
意地悪で発散
執拗な無視やいじめ
という形で向います。
これでは、人間関係が壊れてしまいます。
怒りを自分のために感じること。
相手にぶつけるためでなく、自分を守るために怒ること。
自分で自分を助けるために。
自分で自分を守るために。
自分で自分を信じるために。
これが
自分で自分を大事にすること
相手も自分も大切にすること
だとわたしは思います。
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