福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。
先日、とうとうコロナの陽性になり、ようやく復活の兆しとなってきました。
園で、もんのすごーくくずった子の対応を全力でした日があったのですが、その次の日にその子の陽性が分かり、今回ばかりは手洗いウガイの鬼のわたしも何となしに覚悟を決めていた。。。つもりでしたが。。。
最初は熱も咳も症状はなかったのですが、何となーく息苦しい感じがしたんですね。
その日のもう、眠れないこと!眠れないこと!
・やっぱり自分にも来たかな。。。
・熱が高くなるのかな。。。
・咳が止まらなかったらどうしよう。。。
・仕事、休まないとかな。。。
・今週と来週はダンナの仕事が忙しいぞ。。。
とまあ、ありとあらゆる予期不安を頭の中で巡らしているうちに、すっかり不安へと練り上がり、時間と共に発酵も完成。。。
ぬお!
眠れん!!
やっぱり息が苦しい気がする!!!
と不安の悪循環に陥りました。
こうやって、不安が膨らんでいくと、おいしいパンになるどころか、ひとりで大騒ぎすることになりますよね。
・不安に飲み込まれ
・不安にどう対処していいか分からず
・不安に押しつぶされてしまう
という状態になります。
そして、
その怖くてたまらない不安を何とかしようと
・全然別のことを考えようとする。
・とにかくその場を離れたくなる。
・落ち着かせようと不安を否定する。
ことをするのではないでしょうか。
その自分でどうにもならなかった時に起こるのが「パニック状態」です。
自分から不安を切り離すことで、自分を保とうとするものの、消し去ら逃れることができずに、不安という爆弾を手に持ったまま、「爆発する!爆発する!」と脳内が大騒ぎします。
このパニック状態は、多かれ少なかれ経験した人は多いのではないでしょうか?
普段は普通に生活しているのに、例えば
渋滞の車中、電車、飛行機などの公共機関といった「自分ではコントロールできない」状況や、
エレベーターに乗っている時などの「閉鎖的と感じられる」状態、
となった時に、動悸や呼吸困惑な感覚になり「このまま死んでしまうのではないか」という恐怖に襲われてしまう。
このパニックがまたいつ自分に起こるか分からないと、それは不安になりますし、ストレスになりますよね。
不安になる、ということは人間であれば誰でも経験しますよね。
不安に対して、
・自分ひとりで抱えきれない。
・この不安から逃れられない。
・不安に今の自分は抗えない。
という感覚があると自分の中に出てきた不安を何とか抑えつけようとします。
抑圧して落ち着け、落ち着け、と言い聞かせれば言い聞かせるほど、どんどん不安になっていく。
それがパニック状態です。
そして、このパニックの状態の対処法だけに目を向けても、問題は解決しませんよね。
パニック状態の不安、そしてその抑圧。
それは自分の中にずっと
・自分ひとりでは抱えきれない不安
・逃れたくてたまらなかった誰かや何か
・抵抗したくても抗えなかった現実
があったということです。
その自分をまた抑圧しようとするから、感じている恐怖と、感じている恐怖への否定で、自分自身が制御不能のコントロールが効かないという状態になってしまいます。
さて、この恐怖と恐怖の抑圧から起こるパニック状態。
症状だけ何とか抑えようとしても、より一層の抑圧になることがお分かりだと思います。
起こったパニックに、どう向き合っていけばいいのか?
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