わたしは子どもの時と高校生の時に
犬にガッツリと噛まれたことがあります。
犬猿の仲。
というワケではないんですが(笑)
今はナデナデ、ボフボフ遊びますが、
噛まれた後は犬がしばらく怖かったですね。
また噛まれたら怖い!
そんな思いがよぎるからです。
今日はそんな
つらい過去にとらわれがちな人が
今を生きていけるようになるための話です。
自分を守らないといけない。
過去の傷にとらわれている。
それは過去の
「もうあんな思いはしたくない」
という思いを抱えていることが多いように思います。
生きていく中で、自分の中に残る気持ちが
悲しくつらいものばかりだと
そこから逃げる選択肢を選びがちになってしまいますよね。
過去の自分の気持ちや解釈はいつからでも変えられるとは
頭では分かっていても過去にひっぱられてしまう。
イヤなのにやめたいのに、
過去と同じような
傷や悲しみや怒りを持ったまま今でも人と繋がっていると、
人を信じられない。
人との間に壁がある。
自分の本心は見せない。
ある程度の距離感が必要。
そうやって人を警戒しながら、
本音の自分は受け入れてもらえない。
相手に尽くさないと見切られる。
弱みを見せるとつけ入られる。
それが怖いので、
人を諦めることで自分を守ろうとするようになります。
否定が繋がり
すると人間関係で、
不満や不快や不安を溜めたままで人との繋がりを続けてしまいます。
自分を抑えて我慢することでこれ以上傷つかないでいられる。
そう信じているからです。
これは、
親からの否定を受け入れていないと繋がれない。
そんな関係性の幼少期があったからではないでしょうか。
今でも相手の否定を受け入れることが
人との繋がり方になってしまうと
自ら自分を否定してくる人と関係を築いていこうとしてしまいます。
攻撃されてまで、
否定を受け入れてまで、
人との繋がりを保ってきたのは
何を求めても
何を叫んでも
何を感じても
何を言っても
何を訴えても
何も返ってこなかったからではないでしょうか。
この
ひとりぼっちの現実が
誰にも見てもらっていない事実が
あまりにもつらすぎて
今でも
攻撃や否定を受け入れて
人との繋がりを感じようと
してきたのではないでしょうか。
今からの自分を選ぶために
このままだと自分の中に怒りや恨みを溜め続けて
それを親から自分がされてきたように
反撃してこない誰かを見つけて発散しながらいい人を続けるか、
そのストレスを解消してくれる相手が見つからない場合は
怒りや恨みを自分に向けて無気力状態やウツ状態になっていきます。
本当は、否定をぶつける人間関係が
どれだけ心地よくないものかを誰より自分が知っています。
その苦しさを分かってほしくて誰かに同じことをやっても
相手から返ってくるのは拒絶です。
本当に感じていた感情を本当に感じてきた相手に
表現することができていないから、
いつまでも
自分への否定を受け入れることでしか
自分を守ることができなくなってしまいます。
リトリーブサイコセラピーでは
自分の本音
自分の感情
自分の事実
を改めて体感します。
セラピーという安全な場所で
改めて自分を表現します。
そうすることで
自分の過去の親との関係を
自分で改めて選び直すことをします。
ぜひ、否定が繋がりであることに気がついたなら、
自分のしてきた選択
今も選んでいる選択
ぜひ見つめてみてください。
いつまでも
過去の傷にとらわれて
過去に引っ張られて
過去と同じ選択をしなくても
自分の心地よい人との繋がりは選び直すことができますよ。