これ、要りません。。。
いらないものの受け取り拒否ならそれでいいのですが、
本当は必要なのに受け取り拒否をしてしまうのは困りますよね。
受け取ってしまえばいいのに、優しさを受け取らないし受け取れない。
それは、
ずっと誰かの役に立ってきた。
期待に応えてきた。
そういう方に多いお悩みです。
相手が不安だと、自分も落ち着かないから
相手を安心させ、喜ばせることで自分も安心できる。
だからこそ、相手のために全力を尽くす。
そもそも親子関係でそんな共依存の関係をやってきた人に多い傾向だと思います。
優しさを受け取るのが怖い。
自分を大事にしないことで相手との関係を繋いでいる。
それは人との関係性において自分を強がらせながら
人の優しさを受け取れず、拒否してしまいます。
優しさを受け取れない理由
欲しいはずの優しさや温もりといった人からの愛情。
けれど、それを受け取ってしまうと、
本来の
ひとりぼっちな自分
守ってもらえない自分
見放された自分
居場所を失った自分
愛されない自分
を感じてしまうんです。
自分で
自分の世界を築き、
自分の幸せを追求し、
自分の信じたい人を信じて生きていく、
そうしようとすればするほど
裏切り者の自分
見捨てるひどい自分
存在価値のない自分
を感じてしまいます。
自分を持つと、
守ってくれる世界を失うことになる
そう信じているんです。
人からの優しさや愛情を受け取ることを拒んでいれば
今までの守ってくれる世界で生きていくことができるから。
けれどそれを続ける限り、
自分を捨て続けないといけません。
相手をシアワセにすることでしか自分のシアワセを感じられません。
自分自身のシアワセを自分の意思で掴むことが一生できない
ということになってしまいます。
優しさを受け取れるようになるために
アナタは両親のことを、
大好きで同時に憎んでもいませんか?
そのモヤモヤが、今の人間関係でも
同じように起こっていないでしょうか。
親自身が感じていた虚しさや悲しさ
という無力感や無価値感を
ずっと自分のことのように共有してきたのだと思います。
そして今でも親のそれを
引き受けたままになっていないでしょうか。
周りのの人との関わりを大事にしないことで
今でも親への忠誠を誓っていないでしょうか?
だからこそ
埋め続け、
役に立ち、
期待に応えることで、
自分の存在価値を感じることができていたんです。
周りからの優しさや愛情を受け取り、
自分のために生きていこうとするほど
両親のために生きることはできなくなりますよね。
人の優しさを受け取れないのではなく
受け取ってしまうと
親を見捨てるような
自分が見放されるような
そんな怖さずっと抱えているんです。
それは今の怖さではないからこそ
今の自分が超えていくことで自分を変えていくことができるんです。
過去の怖さほど、自分の中で頭の中でじっくりと
こねられ、熟成し、発酵しているので向き合うことが一層怖くなります。
そこを抑え込んだり
別の何かでどうにかしようとすると
解決は遠のいてしまいます。
怖さは、
怖さを受け止めそれを受け入れないと安心には変わりません。
安心を感じることができるのは他でもない自分だけなんです。
これからも
怖さで自分を縛り、今の安定を選びたいのか。
これからは
怖さを超えて、自分のシアワセを掴みたいのか。
そこをまず自分に聞くことが大事だと思います。
人の優しさを受け取ることは、
両親を裏切ることでも、
見捨てることでもありません。
周りからの優しさを受け取ってしまうと
自分はひとりぼっちになってしまうという
その過去の親が残した怖さの残骸を自分で終わらせ片付けてあげること。
それが
自分が自分を大事にして
自分が自分を助けることだと
わたしはそう思います。
親のためにではなく、自分のために生きるのだと決めた時が
本当の怖さを超える時でもあります。
心理セラピーは、
自分のために人生を使いたい。そう思った時に
あなたのチカラが最大限に自分に向くようサポートします。
この怖さを超えたい。
そう思った時こそ
ひとりで何とかするだけでなく、
人のチカラにも協力してもらってくださいね。