キツイ言い方をされた。
自分のことを否定された。
受け入れてもらえなかった。
人間関係でイヤな思いをすると自分の居場所はここじゃない、と
その場からそっと離れて行きたくなってしまう。。。
そんな事ありませんか?
イヤなことがあると段々と
自分はここに居てはいけないんだ、という気持ちになって
その場を離れてしまう心理、
わたしの居場所はここじゃない。
その居場所がない感覚の解決法について書いていきます。
孤独感の正体とは!?
自分の居場所はここじゃない。
わたしは過去にこの感覚がとても強くありました。
何かイヤなことをキッカケに
幼少期の家族の中で
仲の悪い家族の姿、
罵り合う家族の姿、
いじめ合う家族の姿、
そんな家族の姿ばかりを見てきた過去を
今の人間関係に重ねてしまうんです。
自分ひとりだけが
家族の輪に入れなかった。
自分ひとりだけが
ずっとひとりぼっちだった。
自分自分ひとりだけが
家族の一員だと感じられなかった。
その感覚が
自分の居場所はここじゃない
という
孤独感の正体なんです。
孤独から逃げ続けた先に
離れてしまいたくなるほど
ひとりを感じてしまうことはとても怖いことです。
ひとりで、
ひとりぼっちで、
人の中にいることは大きな恐怖です。
だからその場から去ることでひとりの孤独から逃れようとします。
誰も助けてくれない。
自分は必要ない。
迷惑をかける存在。
自分をそう感じてしまうことに
耐えられないので
新しい場所に行って今度こそはその怖さを感じないように
自分を抑えながら
相手に合わせながら
人間関係を上手くやろうと
自分ではなく相手へと目を向けて行きます。
それは幼少期に感じていた自分の家族への
居場所がない
ひとりぼっち
味方がいない
という寂しさを
家族から離れることで
別の場所で埋めようとしているから寂しいままなんです。
それは心理的に自分には帰る場所がない。
という家族への不信感と孤独感です。
仮に家族から逃げ出した先で居心地のいい場所を見つけても
今度は人が自分の家族へと戻るのを見るたびに
また自分のひとりぼっちの孤独を感じていきます。
どこの場所に行っても
どこで人間関係を築いても
人は自分の場所に戻って行く。
人は自分の元から去って行く。
自分は結局はひとりになる。
これは自分の幼少期の家族への
不信感がそのままだからです。
逃げた場所を安心の場所に変えるために
わたしの居場所はここじゃない。
自分はここに居てはいけない。
そう感じてこの場を離れてしまうのは
今居るこの場所が居場所ではなく逃げてきた場所だからです。
逃げてきた場所で安心することはできませんよね。
ひとりを感じないでいいように
家族から逃げ出して別の場所へと逃げても
心から安心することはできないんです。
本当は家族に対して感じていた
その孤独感を解決しないと
いつまでも家族から逃げないといけません。
人は自分をひとりにする。
家族でひとりぼっちだった自分を
今こそ大人の自分が救い出してあげる時だと思います。
人は、
今は帰っても、また今度来てくれる。
今は居なくなっても、また明日に会える。
自分が求めれば一緒に居てくれる。
そう体感で安心させてあげることが大事だとわたしは思います。
そしてこの感覚を感じたことで
わたし自身、安心の感覚が
どういうものなのか分かりました。
そしてそれは自分ひとりで感じることはできないと思います。
安心感は、
人のチカラが必要です。
わたしはひとりじゃない。
その感覚こそ
人への信頼感
自分への安心感
なのだと思います。
安心感を感じられないと
どこの場所に行ってもひとりを感じる自分のままです。
そもそもの孤独を。
避けてきたひとりぼっちを。
誰も居ない不信感を。
まずは解決しましょうね。