身体がつらいと整体に行きますよね。
そのつらさの原因は姿勢や動きなどで起こる身体の歪みであることが多いそうです。
例えば、姿勢や生活習慣や座り方や動き方など、その原因を知って改善すれば、歪みをもとに戻すことで身体の痛みや重みを軽減できますよね。
頭ではそう分かっていても、気がつくとまた同じ所に歪みが発生して
痛みや重みに襲われる。。。
そんなことが繰り返し起こりませんか?
良くも悪くも人は慣れていく
痛みや辛さがあるのに、ずっとそこから抜けられない。
喪失の痛みを持つ方はこのように悩まれたり、その自分を責めたりする方は多いです。
頭では、このままではよくないと思っていてもなぜか同じことを繰り返したり、苦しいと感じていてもそのままの状態にしてしまう、そのような声を聞くことは多いです。
それは、このままではまた歪みが出ると分かっていても、今のままではどれだけ良くないと感じていても、実は身体がその姿勢や動きがラクだから繰り返してしまうんです。
今のままではダメだと思いながらも
その方が自分に心地いい
この方が自分に都合がいい
そう脳が判断しているからなんです。
これは身体だけでなく、人の心でも同じことが起こります。
いつまでもこのままではいけない。
何とか以前の自分に戻りたい。
そう思いながらも、ずっと悲しみやつらさから抜け出せない。
それは、実は今のままのその行動や考え方がラクだと脳が判断しているから、何度も同じことを繰り返してしまうんです。
自分にとって、良いことであろうが悪いことであろうが、人は慣れていく生き物です。
今という環境に適応しながら生きていきます。
どれだけ頭で今の状況は良くないことだと思っていたとしても、適応している今の環境を変えることは大きな勇気と覚悟が必要です。
自分の心のクセを知る
つらく苦しい今の現状を何とかしたくても、その今の状況を変える方が大きなパワーが必要になるので、今のままの方が何とかやり過ごせるはずだと判断してしまっている。
特に喪失体験では、今の現状がパワー切れを起こしているので、無理に今の自分を変えようとすることはとても危険です。
今の自分をいきなり変えようとしなくていいということを、まず自分にしっかりと伝えてあげることが大事です。
今の自分を変えるのではなく、今の自分に気がつくこと。
これが今のあなたに必要なことだとわたしは思います。
今の状況を変えたいと思いながら、変わらないことにもホッとしている自分がいることに、まずは気がついてあげることだと思います。
自分が自分を
どのように思っているのか
どのように感じているのか
どのように扱っているのか
それを自分がしっかり受け止めることが大事になってきます。
そしてそれは、あなたにとってきっと良いことばかりではないはずです。
自己否定や自己肯定感の低さや自己信頼感の薄れに気がつくこともあるからです。
そしてそれは、痛みを伴います。
痛みというのは、痛みが出ている時点で、もう自分ひとりではもう対応できないという自分からの信号なのだと思います。
喪失体験で心に痛みが出ている時はすでに、自分だけではもう自分の気持ちを受け止めきれないというあなたの心の叫びなのだと思います。
歪みや痛みはあなたの心のクセでもあります。
このクセにあなたが気がつかない限り、ずっと心に痛みを抱えて、自分への思い込みを重ねて、つらい人生に慣れていこうと自らしてしまいます。
なのでまずは自分のクセに気がついていくこと。
そして、その自分を自分だけでなく誰かと共に受け入れられた時、あなたの孤独の痛みや自分への思い込みの歪みは、自分との新たな繋がりへと動き出していきます。
自分の限界を知る
自分だけでどうにかできること。
自分だけではどうにもできないこと。
この自分の限界を知ることは、歪みを戻していく中でとても大事なことだと思います。
自分の限界を知ることは、
幼少期に養育者が自分のことを
どのように言っていたか
どのように感じていたか
どのように扱っていたか
という幼少期の発達段階において、
自分自身が
何を学び
何を感じ取り
何を身につけたか
に大きく影響を受けています。
なので大人になった今でも人に頼れないと感じている人の多くは、この幼少期の発達段階で躓きを感じている人が多いとわたしは思っています。
あなたの心の歪みや傷。
それを癒していくには、
自分自身の状態を知る。
自分の本当の姿を理解する。
その自分を丸ごと受け入れていく。
という自己受容を人と共に自分に築いていくことから始まります。
自己受容していくことは、自分ひとりでできることの限界を知ることでもあるとわたしは思います。
この喪失体験で気がついたあなたの心の
思い込み
歪み
傷
トラウマ
自分から受け入れに行ってみませんか?
自分の素直な正直な本音を、安心して話すことができる場所をひとつでも多く持つことができるように、ここをその場所のひとつに加えてもらえると嬉しいです。
どうぞ、安心してご相談くださいね。