楽しむと怖くなる心理

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

先週末は、リトリーブサイコセラピー協会の総会がありまして、大阪に行ってきました。

 

初めての総会の出席にドキドキしながら向かったんですが、いつもの大阪♡という安心感に緊張も癒えました。

 

気がつけばいつの間にか、自分にとって大切な人や場所は増えていくものですね。

 

大切な人や場所が増えていく。

それは生きていく上である意味当たり前のこと。

 

そう、当たり前のことなんですが。。。

 

それなのに、それが何だかよくないことのように感じてしまうことってないですか???

 

自分にとって大切な人や、大切な場所、大切な思い出が増えていく。

 

それを

悪いことのように思ってしまう。。。

 

裏切りのように感じてしまう。。。

 

楽しむ自分に罪悪感を感じてしまう。。。

 

そんな感覚を感じることはないですか???

 

今日はそんな、楽しさを感じると段々と怖くなってしまう、

「楽しむと怖くなる心理」というテーマで書いていきます。

 

 

 

自分が、

楽しい!!!

嬉しい!!!

幸せ!!!

 

という感情を感じると、何だか悪いことをしているようで、段々と怖くなってきてしまう。

 

それは、自分の心の傷が疼いている時でもあるんです。

 

 

<本当の問題は何か?>

ここに潜んでいるのは共依存の問題です。

 

あなたとお父さんやお母さんとの間で起こった心の傷が、そのままになっているんです。

 

あなたにとって、お父さんやお母さんはどんな存在でしょうか。

 

もしかすると、

かわいそうなお母さん。

大変そうなお母さん。

助けてあげたいお母さん。

自分勝手なお父さん。

無関心なお父さん。

無責任なお父さん。

そのような両親の像を持っているかもしれません。

 

だとすると親が親として、あなたにとっての安全な人や場所ではなかったのではないでしょうか。

 

そのような状況が続くと、子どもは親を何とか笑顔にしたいと、幸せにしたいと思うものです。

 

親が幸せになれば、次はようやく自分も幸せになれると感じるからです。

 

幼少期は、そうやって親から守ってもらう安心感で、自分の心の安全を築いていきます。

 

それが、親が親としての役割を果たさないままでいると、子どもはそのような親の

助けになったり、

役に立ったり、

慰め役をしたり、

安心の存在になったり、

代わりをしたり、

するようになります。

 

 

そうしている時にだけ、自分の存在を感じられるんです。

 

親の期待に応えている時だけ、自分は大事な存在なのだと感じることができるから。

 

だから、親がいないと自分を感じられないんです。

 

親がいるからこそ、自分の存在意義が見つけられる。

 

なので、

自分だけの楽しみになんて、何の価値も見出せません。

 

自分が楽しむことに、一瞬は喜びを感じられたとしても、何の価値も感じることができなくなっていって、楽しめなくなっていきます。

 

そして、自分自身が楽しむということが怖くなってしまうんです。

 

親から離れてしまうと、とんでもないことになってしまう。

親を置いて自分が楽しむことは、親を裏切ってしまうこと。

親から離れないことを、安心で幸せなことだと自分で決めているんです。

 

<このままだとどうなるか?>

 

ずっとあなたの頭の中で作り上げてきた、小さい頃のままのお父さんとお母さんを、ずっとあなたの目の前に存在させています。

 

それを

イヤだ、

自由になりたい、

自分を生きたい、

と感じながらも続けているのはなぜでしょうか???

 

そこに、自分の価値があるからです。

そこに、自分の生きる意味があるからです。

そこに、自分そのものがあるからです。

 

だから、自分が自分自身を楽しむなんてあり得ないんです。

 

どれだけ頭で人生を楽しみたいと思ってみても、心の底では楽しむ自分に何の価値も感じていないんです。

 

無価値な虚しい自分を感じてしまうくらいなら、かわいそうでひどい両親のお世話を自ら進んでやり続けて、自分の存在価値を感じていたいんです。

 

仕方なかった、

どうしようもなかった、

そうすることしかできなかった、

と親を受け入れたフリをすることは、同時にガマンするしかないと自分に言い聞かせていることと同じです。

 

自分には本当は価値なんてない。

自分が自分に対してそう思っていることを必死に隠して、価値のある自分を演出します。

そこには、あれだけイヤだと感じている両親が必要なんです。

 

自分の価値を感じるためには、かわいそうでひどい両親を、これからもずっとずっとあなたの目の前に存在させ、あなたはイヤだと言いながらもずっとその両親の元へと戻り続けることになります。

 

 

<解決に向けて>

自分の楽しみは、何の価値もない。

親の役に立てば、自分に価値が生まれる。

 

なぜ、あなたは自分のことをそう信じてしまったのでしょうか???

 

そして、これは本当でしょうか???

 

親が子どもを守り、その安心感を土台にして子どもは自分の人生を歩んでいく。

 

これって当たり前のことです。

 

それなのに、自分が自分の楽しみや喜びを止めてしまう。

 

親の元に帰るために、自分は幸せにならないと決めているんです。

 

まずは、気がついてあげませんか???

 

親を使って、自分が自分を生きる怖さから逃れているのだということに。

 

そしてそれが、本当にあなたにとっての幸せではないのだということに。

 

それは違う、自分の幸せは自分で決めていくのだと感じるなら、あなたの問題をもう自分で解決していってみませんか?

 

自分にはできる力はない。

そう思い込んであなたは自分を止めてきたのだから。

 

止めているあなたが動き出せば、この問題は解決へと向かっていきますよ。

 

 

事実をねじ曲げる心理

福岡心理セラピストリトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

先日、年中さん同士のケンカに立ち会いました。

もう一触即発で掴みかかりそうな勢いだったので、間に入ることにしたのですが、互いに譲りません。

自分の座る場所を巡ってのバトルだったのですが、

自分の場所を取られたと思っている子

キツい言い方をされ怖い思いをした子

の互いの主張を譲らず、それぞれ自分には非が無いと思っているから相手を責めまくるんです。

 

座る場所を取らないで欲しいという思いから、キツく怒った自分

厳しい口調に悲しくなって、腹も立ち意地でも動かなかった自分

 

というもう一つの事実を自分が納得したことで、仲直りをしていました。

 

 

物事って、人それぞれ立場や状況において解釈の仕方は変わってきますよね。

 

自分の都合で物事を見ることは多いと思います。

 

自分の解釈と事実

それが一致している時は、問題は起こりませんよね。

一致しない時に、

誰かと揉めたり

傷付いたり

相手を責めたり

を繰り返しながら、時には加害者、時には被害者になるのだと思います。

 

事実をまっすぐに捉えられない。。。

ねじ曲げて受け取ってしまう。。。

あなたはひねくれてるね、なんて言われてしまう。。。

 

 

今日はそんな、ひねくれ者と言われてしまう心理、

「事実をねじ曲げる心理」というテーマで書いていきます。

 

 

 

 

<本当の問題は何か?>

この、事実をねじ曲げてしまう心理に潜んでいるのは、共依存の問題です。

 

あなたはこんな経験はないですか?

自分はこんなにも辛いとか、

こんなに悲しませておいてそれでいいと思っているのか、

あなたのために言っているのに、

あなたが心配だからしてるのに、

と、自分は被害者だと訴えながら責め立てられた経験。

 

これって、実は感じたことがある人は多いと思います。

あなたのために、

相手のために、

誰かのために、

やっていると主張して、自分を正当化しようとして言われているので本心ではすんなり受け入れられないと感じるんですね。

 

これって、相手に対して罪悪感を感じさせて、相手を何とかコントロールしようとしているんです。

 

 

けれど、本当は自分自身の中にある

不安

本音

腹黒さ

を知られたくないので、あなたのためと言っていることが多いと思います。

 

これ、幼少期の親子関係で思い当たることってあると思うんです。

 

親の

かわいそうな姿

大変そうな姿

落ち込んでいる姿

怒っている姿

がマンしている姿

を見ると、子どもは自分が何とか親を助けたいと思います。

 

なので、親の思いや希望や願望を叶えようと頑張ります。

 

それはいつも自分の思いや希望や願望と一致しているとは限りません。

 

一致しない時に、親の都合を優先し、選択するんです。

 

そうすることで、子どもは自分を

愛してもらい

見てもらい

守ってもらおうとするんです。

 

なので本当は、

自分は愛されていないかもしれない

自分は見てもらえていないかもしれない

自分は守ってもらえないのかもしれない

という事実に晒されそうになった瞬間に、その事実をねじ曲げないといけなくなるんです。

 

そうやって、事実をねじ曲げることで自分をずっと守ってきているんです。

 

愛して欲しい人

見て欲しい人

守って欲しい人

への思いが叶わず、その現実を受け入れるのがつらいので事実をねじ曲げる必要があったんです。

ねじ曲げるために、
自分を何とか納得させるために、

罪悪感を利用するんです。

 

 

<このまま続くとどうなるか?>

 

罪悪感を利用するということは、罪悪感で人と繋がっていくということです。

 

事実を突きつけられる度に、親子関係でやり続けてきた

「相手に罪悪感を背負わせる」

「罪悪感を使って自分を止める」

という両方を行き来しながら、

「子どものことを愛している親」

「親のことを真剣に思っている子ども」

という自分の思い描く自己像が壊れないように、

事実をねじ曲げること

繋がりを無くすこと

諦めることがやめられなくなるんです。

 

 

親から、自分を持つことを許されていないと

イヤだということや、思うことでさえ許されないと思い込んでしまいます。

 

 

親がいいことだと思っていること、

が、

わたしのいいと思うことになっていってしまうんです。

 

その思いを持ち続けていると、人と関わる時に

人を自分とは違う人という事実を認めていないということになります。

 

 

事実というのは自分ひとりだけのものではなく、他者とも共有しているんです。

それをねじ曲げるというのは「他者を尊重しない行為」になるんです。

事実をねじ曲げて、自分の思い通りにしようとしているんです。

自分もそれがねじ曲げているのではなく「事実」だと信じているんです。

 

 

自分を待たずに相手のためを思って。。。という思いから始まった行為は結果として

人を尊重せず、自分の思い通りにしようとしてしまうことになってしまうんです。

 

 

<解決に向けて>

 

関わる人が、いつも自分を無視され軽んじられているように感じる。

そうすると、当然あなたの周りから人は居なくなっていきます。

 

 

自分の本音や事実から逃れながら生きるのは、本当に自分を生きていると言えるのでしょうか。

 

ねじ曲げることなく事実をそのままに受け取ってしまうと、今までずっと守ってきた自分の自己像が崩れてしまいます。

 

事実をねじ曲げてまで、守りたい自分の価値観があるんです。

 

ねじ曲げていないと、今まで信じてきた自分が無くなってしまう怖さがあるんです。

 

そこを認めることって、とても勇気がいることだと思います。

 

愛され、守られなければ生きられないと信じてきた自分の自己像。

 

今はもうそれが必要ではないのに、大事に握りしめているのはなぜでしょうか。

 

自分放棄することで、本当は人生のラクさを感じてはいないでしょうか。

 

誰かに求め、誰かのせいにするためにも、事実はねじ曲げられ続けます。

 

そこにあるのは依存心です。

 

愛情を人に求めるのでなく、自分に求める。

 

自分を自分で育てていく。

 

自分がそれをするのだ、という事実を真っ直ぐに受け止めること。

 

そこから、この問題は解決へと向かっていきますよ。

 

 

ヤバイ!マズイ!!焦る!!!

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

 

きぃー!!!

なんじゃこりゃー!!!

やる事がたくさんあるやないかー!!!

 

とテンパったり、慌てたり、イライラしたりすることってありますよね。

 

そして、それが全く何も進んでいない、手をつけられていないなんて状況になると、尚更焦ってしまいます。

 

 

やることがたくさんある。

あれをしないと!

これもやらないと!

どれから手をつけよう!

とにかく何かしないと!!!

 

 

というように、

何かをしないとヤバイ!

このままだとマズイ!

どうにかしないといけないと焦る。。。

 

だけど焦るばかりで、実際には何も手につかなかったり、やっていても集中できなかったり、結局慌ててしまってミスをしたりということはありませんか???

 

今日はそんな焦ってしまう心理、

「ヤバイ!マズイ!!焦る!!!」というテーマで書いていきます。

 

 

焦る時というのは、自分の中に

間に合わないかもしれない。。。

間に合わなかったらどうしよう。。。

という予期不安がある時でもあります。

 

この予期不安に、自分が追い立てられている状態なんです。

 

さて一体、何に間に合わないのでしょうか?

 

 

 

<本当の問題は何か?>

この問題に隠れているのは共依存の問題です。

 

自分の能力や頑張りが追いつかないことに焦って、自分を追い立てているんです。

 

能力や頑張りが追いつかないもの。。。

それは周りからの期待や欲求です。

 

 

大切な人から向けられる期待。

大切な人が望んでいる欲求。

これをずっとずっと感じながらも、今のままのそのままの自分では足りないと感じているんです。

 

 

こんなダメな自分ではいけない!!!と自分を否定しながら、無理をすると苦しいのに、自分に鞭を打ちながら頑張ってしまう。。。

 

 

では、頑張らなければいいんじゃ無いの?

そう思いますよね。

自分のできる範囲で、自分の能力でやれるだけのことをやったらいい。

 

 

それなのに頑張ることの方をやめられない。

それは、頑張らない自分に何かを感じてしまうから。

 

頑張らない自分は空っぽ。。。

役に立てない自分に価値なんてない。。。

そんなダメな自分を感じてしまうんです。

だから頑張ることをやめないんです。

 

 

なので、

あれもしないとヤバイ!

これもしないとマズイ!

そうやって自分を焦らせて、自分を否定しながら頑張っていたら

大切な人の期待や欲求に応られて、自分の価値も感じることができるんです。

 

 

期待や欲求に応えれば、大切な人が

喜んでくれ

自分を見てくれて

愛してくれる

そう思っているから。。。

 

自分を否定して、予期不安で自分を焦らせて頑張っていたら

大切な人と繋がることができたんです。

 

 

<このままだとどうなるか?>

無理をすると苦しい。

でも

頑張らないと空っぽ。

 

 

頑張り続けることに耐えきれなくなって、やる気が起きなくなる。

そんな自分をダメだと否定する。

今までやってきた頑張りは全てムダだったと自分を責めて焦りを募らせる。

そしてまた頑張る自分に戻っていく。

 

 

自分の無理のないやり方を探したところで、

役に立たない自分に価値はない。

期待に応えられないなんて意味がない。

大切な人と繋がれない孤独感。

この感覚がある限り、焦りながら自分を頑張らせることがやめられません。

 

 

<解決に向けて>

どうしてそんなに自分を焦らせてまで

役に立たないといけないのか。

期待に応えないといけないのか。

できないと恐ろしいほどの孤独感に襲われてしまうのか。

 

 

そこには、あなたが

役に立ちたかった

期待に応えたかった

喜んでほしかった

見てほしかった

大切な人の存在があるはずです。

 

そうしないと繋がれなかった

できないとひとりぼっちを感じた

だからこそあなたは必死に頑張ったのではないでしょうか。

 

自分を焦らせてまで、頑張り続けたのではないでしょうか。

 

まずはその自分に気がついてあげることから始めませんか?

 

大人になった今。

あなたは自分を焦らせて、奮い立たせて頑張ることで人と繋がらなくてもいいんです。

 

もう、別の繋がり方を選ぶことができます。

 

 

繋がれない、見てもらえないという自分の中にある恐怖を受け止め、見ていくことでこの問題は解決へと向かっていきますよ。

 

そして、見つけていきましょう。

 

これからのあなたが、

どんな風に

どうやって

どんな思いで

人と繋がっていきたいのかを。

 

 

 

 

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わたしの行く先はジャマ者ばかり!!!

#リトリーブさいこ福岡心理セラピストリトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

朝の通勤ラッシュも戻って参りました。。。

 

わたしは車での移動が主なのですが、先日たまたまバスとの遭遇が高確率な日があったんです。

 

バス停が道路に入り込んでの場所な場合、バスをそのまま追い越して行くんですが、道路に沿ってバス停があったり、車線がいくつもあるとバスが停車して発車するまで待ちますよね。

 

時間に余裕がない時に限って、何台ものバスが何度もバス停に止まり、隣の車線も車がどんどん来ていて車線変更もできない。。。

 

ムキーーーーー!!!

時間がないとに限って、どうしてわたしの行く先をジャマするんだーー!!!

なんて気持ちにもなります。

 

全くついてないったらありゃしない。。。

急いでるのに。。。

やらないといけないことがあるのに。。。

 

そんな時に限って、わたしの目の前にどどーーーんと立ちはだかるジャマ者の存在がいる。。。

 

今日はそんな、なぜか自分のやることを邪魔されてしまうような気がする心理

「わたしの行く先はジャマ者ばかり!!!」というテーマで書いていきます。

 

 

あなたはこんなことはないですか?

  • 自分の欲しいものは手に入らない
  • やりたいのにやれない
  • やることが裏目に出てしまう
  • 言いたいことが言えない
  • 自分を出せない
  • 自分がよく分からない

 

こんな風に、自分が何かをしようとすると、必ず上手くいかなくなったり、ジャマ者にジャマされてしまってできない感覚。

 

ジャマさえ入らなければ、わたしの人生はもっと自由に楽しめるはずなのに!!!

 

何とかジャマが入らないようにするにはどうしたらいいんでしょうか???

 

<本当の問題は何か?>

 

ここに潜んでいるのは共依存の問題、人との繋がり方の問題です。

 

繋がり方の問題なら、自分の人との繋がり方がどのような繋がり方なのでしょうか?

 

問題なんて、ない方がいいですよね。

 

自分の

やりたいこと

言いたいこと

欲しいもの

それに向けて行動したいですよね。

 

そうしたいのにできなくて困っているんですから。

 

行動しようとすると、ジャマ者にジャマされてしまうんです。

 

では。。。

もしも。。。

ジャマ者が邪魔してこなかったらどうでしょうか???

 

すんなり喜んで、楽しんで、自由を感じて行動でき。。。。ん???

 

あれ???

 

そう、怖さが出てきませんか???

 

ジャマ者がないと、自分の思うように行動できると、じわじわと怖くなってきてしまうんです。

 

自分にこんなことが許されていいのかと、不安になってしまうんです。

 

そして、この怖さというのは今のものではないことがほとんどです。

 

私たちは自分の幼少期の家族との繋がり方を、大人になった今もそのままやっていることがとても多いからです。

 

自分の

やりたいこと

言いたいこと

欲しいもの

に向かって行動すると、

 

親からの

否定

拒絶

拒否

憎しみ

嫉妬

が待っていたんですね。

 

それが怖くて自分自身を止め、抑え、親の期待に応えることで、自分を受け入れてもらえた。

 

自分を出さず

大変そうな

かわいそうな

苦しそうな

親の役に立つことで喜ばれた。

 

親の抱えている問題を背負い、一緒に抱えることで、

親との繋がりを維持してきたんです。

 

だから、

問題があることで大切な人と繋がれる

問題があることで生きていける

と自分で問題やジャマ者を目の前に置いていくんです。

 

もう!

何でわたしのジャマばっかりするの?と言いながら、ジツはジャマ者のせいにしておけば自分が不安や恐怖を感じなくてよかったんです。

 

問題の苦しさで人との繋がりを感じるってどうですか?

 

問題やジャマ者を自分で目の前に置く人生はどうでしょうか?

 

 

<このままだとどうなるか?>

 

この問題を抱えることで人と繋がる自分に気がつかないと、いつも自分に起こる問題を人のせいにして生きるようになってしまいます。

 

問題をいつも抱えていると、周りから同情や愛情がもらえ、それで人と繋がれると思ってしまい、ずっとずっと自分が不幸でいることを握りしめていないと生きていられなくなってしまいます。

 

問題やジャマをする人がなくなってしまうと、誰と繋がれなくなって孤独になってしまいます。

 

問題を抱え、ジャマ者を目の前に置いていると大切な人と繋がることができて、自分はここに居てもいいんだという安心感を感じることができてしまうんです。

 

それは傷つかずにノーリスクな人生に一見すると見えるかもしれません。

 

でも自分をずっと感じることができない人生に、本当の安心なんてありません。

 

 

<解決に向けて>

 

問題やジャマ者がいてくれるおかげで嫌われないし、愛してもらえる。

なくなると愛されずに捨てられ、ひとりぼっちになってしまう。

 

そう思い込まないと生きられなかったほどに怖かった自分がいたんです。

 

その怖さは、本当にあなたのものなのでしょうか???

 

ずっとずっと受け止め、自分のことのように感じ取って、共有してきた不安や恐怖。

 

そもそも、誰が抱いていた感情だったんでしょうか?

 

あなたですか?

それともあなたの親ですか?

 

わざわざ問題やジャマ者を置かずとも、人と人は繋がれます。

 

なのに、あなたがなぜその繋がり方を選び続けているのか???

 

あなたが得たい安心がそこにないのだと気がついたなら、安心を求めて人と繋がろうとした時に感じる怖さこそ、あなたが今向き合う感情です。

 

自分がこれから人とどのような繋がり方をしたいのかを、決めていけるのは自分しかいません。

 

バスがどれだけジャマ者に思えた日があったとしても、車線変更をするのも、別の道を通るのも、流れに任せるのも、決定権はハンドルを握っている自分が持っています。

 

今の自分が何を選んでいるのか。

それを見ていくことでこの問題は解決へと向かっていきますよ。

 

 

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威圧的な人にうんざり。。。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

先日、久しぶりに圧力鍋たるものが出て来ました。

おや、どれだけぶりだろう。。。

そう言えば、以前カレーを圧力鍋で作って中の具材が消えたなあ。。。

どこ行っちゃったんだろうなあ。。。

という圧力鍋の圧に耐えきれず、そっとまた戻してみました。。。

(使わんのかい!!!)

圧力鍋の圧はまだいいとしても、普段の

職場

近所付き合い

習い事

ママ友

諸々の人間関係

そこに登場するボス的存在。もしくはおツボネ的存在。

という人の圧はどうでしょうか。

心優しい人達と思いやりを持って楽しく過ごしたいと思っているのに、気がつくといつも目の前にどどどーーーんと威圧的な人の存在に苦しめられてしまう。。。

イヤなのに、面倒くさいのに、関わりたくないのに、あなたの前に立ちはだかるその存在。

何でどこに行ってもこういう威圧的な人がいるんだろう!!!

この人さえいなければ、この空間は快適な心地いいものになるはずなのに!!!

なんて心の中では思いながらも、その人の前では笑顔でいたり、言いたいことを飲み込んだり。。。

そう思うことってないですか???

今日はそんな

「威圧的な人にうんざり。。。」というテーマで書いていきます。

 あなたはこんなことはないですか???

  • イライラしている人が近くにいると気になってしまう
  • いつもグチの聞き役になることが多い
  • チームや集団の輪を乱さないようにしている
  • 相手と揉めるくらいなら譲ってあげる
  • 自分の言いたいことが言えない
  • その場の空気が悪くなるのが耐えられない
  • 損な役回りを引き受けることが多い
  • 人からどう思われているのかがとても気になってしまう

人間関係で、なぜか自分がいく先には威圧的な人がいて、その人に悩まされてしまうことが続いている。

その人に合わせるのはイヤだし、自分の時間を取られるようで困る。

自分が強くなって、相手に対してはっきりキッパリ伝えることができたらいいのに!

さて、それができたら解決でしょうか???

<本当の問題は何か?>

ここに潜んでいるのは共依存の問題です。

相手の感情を、まぁまぁまぁ。。。と

なだめて、

収めて、

引き受ける。

そうすることで、実は自分も安心しています。

だってそうすれば、相手が機嫌を直してくれるから。

一見、とても人が良さそうではあるんですが。。。

本当は、

あなたが察してよ!

という本音が潜んでいます。

わたしこんなに

ガマンしてるの!

あなたのことを思ってるの!

あなたのために頑張ってるの!

こんなに!

こんなに!!

こんなに!!!

と相手のためという行動をすることで、

自分を認めて

自分を受け入れて

自分を大切に

もらおうとしているんです。

そう。

自分さえガマンすればその報酬として

愛してもらえる

と思っているところに大きな問題があるんです。

愛してもらうためには、頑張らないといけない。

頑張るためには

いつもイライラしている人

いつもグチばかり言う人

周りの輪を乱す人

が自分の目の前に必要なんです。

そうしないと、周りの役に立てず、自分が必要とされていると感じることができないんです。

残念ながら、自らそのような威圧的な人を探し、自ら必要としているんですね。。。

<このままだとどうなるか?>

自分の本音をずっと押し殺して相手や誰かのために頑張っているので、その場の平和はいっときは満たされます。

しかしその分、自分の心はどんどん潰れていきます。

そして頑張っているにも関わらず、もっともっとと求められたり、余計なことをするなと責められたりすることも時にはあります。

なのでどんどん溜まっていくのは怒りの感情です。

外へと出せない怒りは、自分へと向かいます。

自分がもっと潰れていき、威圧的な人は変わらずイライラをぶつけてくるし、周りの人もあなたに対しては何を言ってもしてもいいのだ、と粗雑な扱いをされるようになっていってしまいます。

自分の束の間の安心のために、ずっと威圧的な人を自分で探し続け、自分で自分を苦しめてしまう。。。

これってどうでしょうか???

<解決に向けて>

まず受け入れてあげるのは、それほど頑張ってきた自分です。

そうしたら自分に聞いてみてください。

このまま、相手の感情を

なだめて、

収めて、

引き受けるために

自分の人生を使いたいのかどうかを。

イヤだと思いながらも、あなたはなぜ続けてきたんでしょうか?

あなたがずっと助けたかったのは誰ですか?

ジャマなんだよ!

もうそこをどいてよ!

あっちに行ってよ!

あなたが本当に言いたかったのは誰ですか?

あなたが本当に怒りたかったのは誰ですか?

その本当の自分の思いに気づき、そうしてまでも守りたかった大切な存在との関係性を変えてまでも、自分を生きたいかどうか。

そこを見ていくことで、この問題は解決へと向かい始めますよ。

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決めてほしい!!!

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

いよいよ、わたしの住んでいる福岡にも非常事態宣言が出ました。

分かってはいても、百貨店やお店が臨時休業したり、いつもと違う光景になると、やはり心細くもなりますよね。

急に不安になったり、なんだかイライラしたり、そんな心境にもなりますよね。

だから、一刻も早く、雛形やこれから先の見通しを国が、県が、地方が決めてくれると安心できるのなぁ、なんて思う方もいるかもしれませんね。

仕事はどうなるの?

補償はどうなるの?

生活はどうなるの?

経済はどうなるの?

未来はどうなるの?

その不安に、安心が欲しくなるんですね。

今日はそんな不安が拭えない心理、

「決めてほしい!!!」というテーマで書いていきます。

今は、本当に世界的に先が見えないような状況ですよね。

良くなっていく状況を願いつつも、日々目にしたり耳にするのは不安な情報や状況の方が多かったりもします。

これから先の自分の

仕事、

補償、

生活、

未来、

一体どうなってしまうんだろう???

宣言が出ても、線引きはどこまでなのか分からないし、はっきりしないことだらけ。。。

だからこそ、早く

こうします!

この方針で行きます!

こうしてください!

これをしてください!

こう動いてください!

そうやって国が、誰かが、決めてくれたらいいのに。。。

さて。。。

では決めてくれたら安心でしょうか???

決まったら決まったで、また不安になったり、不満がたまったりということはないでしょうか???

<本当の問題は何か?>

この早く決めてほしい心理、これは共依存の問題が潜んでいます。

決めてくれないと不安。

つまり自分で決めるのが怖いんです。

誰かの指示や意見に従っている方がラクなんです。

誰かが決めてくれたら、自分には何も責任がかかってこないので、決まったことに対して従ったり、不満やグチを言うことはできるんです。

でも。。。

自分はどう思うかなんて分からないから、誰かに決めてほしい。

それって、自分という人間を放棄して、誰かに沿って従って、誰かのために生きているんです。

そう、誰かとは大切な人。

親であることが多いです。

自分を押し殺して、誰か大切な人を生かしているとなると、まるで犠牲者のようでもありますが、実はお互いに支配し合って、安心を得ているから止められないんです。

加害者、被害者ではなく、お互いに利益のある関係だから離れられないんです。

それが共依存の怖いところですね。

決めてくれたら、

方針を出してくれたら、

それに従うから

代わりに安心をちょうだい。

そうやって、どんどん自分が分からなくなってしまいます。

<このままだとどうなるか>

このままだと、どんな事をするにも

決めてくれて

指示してくれて

答えをくれて

先の道を見せてくれないと不安になりますよね。

自分で考えたり、

調べたり、

聞いたり、

見たり、

感じることをしなくなってしまいます。

そうしていることが、安心になってしまうんです。

自分という人間を、自分が消してしまう。

これをあなたは望むでしょうか?

<解決に向けて>

今、このような時だからこそ

あなたはどう感じていますか?

あなたはどう考えていますか?

あなたはどう行動しますか?

 

というところに意識を向けていく時だと思います。

自分はどうしたいのかを自分に聞いても、全く分からない時、それは共依存の問題の根っこを見ていくと解決に向かっていきますよ。

まだまだ先は見えてこないコロナ情勢です。

だからこそ、わたし達ひとりひとりが

どう感じ

どう考え

どう行動するか

を持ち寄りたいですよね。

誰かが決めてくれたことに従うことと、

自分が納得して行動することとは、

見た目は同じように見えても、心の景色は全く違うと思います。

家に居る時間も増える時です。

自分に目を向ける時間も、大切にしていきたいですね。

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<大阪基礎コース始まります>

ひとりでは築くことができない人間関係。

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自分の中にある、

つらさ

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正解が欲しい!!!

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

クーイズ、クイズ♪

なーんのクイズー???

こんなフレーズで、子どもたちと時折クイズやなぞなぞをして遊んだりするんですが、ここ数年、増えたなーと思う返答があるんです。

「わからーん!」

「こたえ、なにー???」

「こたえ、おしえてー!!」

という、すぐに答えを知りたがる子どもたちの姿なんです。

正解、不正解よりも、その過程を楽しむクイズやなぞなぞなんですが、すぐに正しい答えが欲しくなってしまう

さて、今日はそのように過程よりもすぐに答えが欲しくなる心理、

「正解が欲しい!!!」

というテーマで書いていきます。

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あなたは、こんなことはないですか?

  • いつも自分の存在が不確かに感じる
  • 自分の意見がない
  • 自分のことを考えられない
  • イヤだけど強い人に従ってしまう
  • かわいそうな人を放っておけない
  • 誰かに従っていれば安心
  • いつも正しさを求めている

これって言わば、いつも心が不安で不安定で仕方がない状態です。

不安で不安定だから、いつも自分は間違っている存在のような気がしてしまいます。

間違っているからこそ、正しいちゃんとした答えが欲しいし、安心したいんです。

大人であれば、自分の頭で考えずにすぐにネットで調べたり、SNSからの情報をそのまま信じてしまったりします。

誰かからの正しい答え、が欲しくてたまらないんです。

<本当の問題は何か?>

このすぐに答えが欲しい心理、潜んでいるのは共依存の問題があります。

共に依存ですから、どちらか一方だけでなく支配する側もされる側も、依存する側もされる側も、両方にとってプラスの関係です。

そして、どちらも自分を生きられない関係です。

孤独になるのが怖くて、自立するのをお互いに避けています。

そうやって誰かに従って生きていると、

愛してもらえたり

見てもらえたり

居場所があったり

衣食住の保証があったり

お金に困らなかったり

ひとときの安心感が得られるんです。

常にダメで間違っている存在の自分が、誰かに従って自分を表現しなければ安心という保証がもらえるんです。

なので、自分ではなく誰かのために生きています。

目の前の大切な人に、自分を大切にしてもらうために、自分を消していきます。

自分を消しながら、相手を、気持ちを、状況を汲み取っていくんです。

だから、相手にとっての正解がほしいんです。

相手の望んでいるものが分からないことが怖くてたまらないんです。

自分で考えなければ、相手を喜ばせることができて、自分はダメなんだという無価値感も感じなくていいんです。

自分の人生は自分のためのものではなく、ガマンすることで成り立つし、自分を消すことで相手を生かしていることが、根っこの問題なんです。

<このままだとどうなるか?>

答えを求め、正解を求め、正しさを求め、ずっと誰かの期待に添える自分であろうとしてしまいます。

これって、ずっとやり続けることができると思いますか???

自分という存在はあるのに、ずっと24時間誰かのために生き続ける努力をしないといけないなんて、ゾッとしませんか???

いつも誰かから認めてもらえないと安心できず、自分のやりたいこともやれず、言いたいことも言えず、頑張ることで誰かにここに居てもいいよ、とひとときの安心をもらい続けないと生きていけなくなってしまうんです。。。

<解決に向けて>

まずは、正解がないと、答えを教えてもらわないと不安でたまらない自分に気がついてみませんか。

そして、不安だしイヤなんだけど、今の状況で自分が安心してしまっていることにも気がついてみたらいいと思います。

正しい自分であれば、愛してもらえる。

そうやって、自分を生きることを放棄していないでしょうか???

自分に聞いてみてください。

本当に欲しいのは、答えですか???

欲しいのは答えではなく、本当は自分という存在に応えてもらった安心感ではないでしょうか。

その自分の根本の安心感を育てていくことで、この問題は解決へと向かっていきますよ。

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依存をやめたい!!!

おはようございます。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

さあ。

今日からまた1週間の始まりだー、なんて感じた時。

まだ休みだったらいいのに。。。

もう少し寝ていたい。。。

仕事行きたくなーい。。。

なんて感じることはよくありますよね。

いわば、自分にストレスがかかった時、あなたはどうしていますか???

人間は自分の心にストレスがかかった時に、何かで自分を満たしたり埋めたりしようとします。

その何かが、

タバコやお酒などのであったり

恋愛や人間関係などのであったり

買い物やギャンブルなどの行為であったり

人によって様々です。

その物や人や行為にのめり込んでしまい、離れられなくなってしまう。。。

その状態が依存です。

依存と聞くとどのようなイメージがありますか?

パラパラパラパラ。。。

国語の辞書で調べてみても、他のものに頼って存在すること、とあります。

なんだか自分1人では生きていけないような、自分1人では力がないような、そして何かにすがるようなイメージはないですか?

依存は

克服するもの

断ち切るもの

環境から排除するもの

そのように思われている方も多いのではないでしょうか。

だから、依存をしている、依存をしそうな自分を止めてしまいたい。。。

今日は「依存をやめたい!!!」とういうテーマで書いていきます。

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あなたはこんな事はないですか?

  • 嫌われていないか、見捨てられないかいつも不安
  • 人の愛情信用できない
  • 1つの否定、拒否、非難が自分自身のことを言われているようで怖い
  • 人の言っていること、態度に左右されやすい
  • 人間関係が続かない、揉めやすい

依存、それは何だか自分の心の弱さのように感じてしまう。

しかし、すべての依存が悪いわけではありません。

依存を経験するからこそ、人間は自立することができます。

自分にできる事は自分でする、自分がどうしてもできないことを人に頼む、それはとても当たり前のことです。

これが自分にできることまで何でもかんでも人にやってもらう、逆に何でも自分でやろうとする、そういう状況になったときに相手や自分が困るのではないでしょうか。

不安で何かにつかまりたい反面、人を信じることができない、このような矛盾した気持ちを心の中に隠し持っているときに依存の状態は起こってきます。

<本当の問題は何か>

依存から抜け出したいのに抜け出せない本当の問題は、自分自身を生きなければ生きていけると感じていること。

そして、その対象から離れないことを自分が認めてしまっていることです。

受け身で自分から行動するということができず、自分の欲求というものを感じてしまうと恐ろしいことが起こってしまうと信じてしまっているんです。

なので自分自身を諦めて感じないようにしていきます。

心から湧き上がってくる自分の欲求を感じてしまうと、

ダメな存在

孤独な自分

空っぽな虚しい自分

いてもいなくてもいいような自分

嫌われる自分

と言うような自分という存在の絶望を感じてしまうんです。

この嫌な感情を忘れさせて欲しい、絶望から逃れたいその思いから

何かや、行為や、誰かに没頭していたいという依存へと向かっていきます。

心の隙間を埋めたいと、物や行為や人にしていきます。

<このまま続くとどうなるか?>

感じたくない思いが強いほど、逃れたい感情が強いほど依存を強めていっていまいます。

自分という存在を押し殺し、支配から出ることができず、自分を生きられなくなります。

この思いを持ったまま、克服しようとしたり、断ち切ろうとしたり、依存対象を環境から排除しようとしても逆効果になってしまい、また別の依存対象を探すことになってしまいます。

依存をやめたいのにやめられない、依存対象がないと生きられない、この状態がずっと続くことになってしまいます。誰かを助け、誰かのために生きる人生しか生きられなくなってしまうのです。

不幸でないとその場におられず、生きていけなくなってしまいます。

<解決に向けて>

依存は、依存している対象を取り去っただけでは解決しないんです。

自分が物や行為や人に依存していることに気がついたなら、依存対象に目を向けてそこから離れようとするだけでなく、自分を育て自分を大切にしていくことの方をオススメします。

不安や、恐怖、悲しみや絶望。

自分の心に、とのような感情があるのか。

本当は自分はどうしたかったんだろう?

その自分の欲求が置き去りにされたままになってはいないでしょうか。

見てもらえない

分かってもらえない

愛してもらえない

数々の絶望を自分の心にしまい込み、誰のために何のために今まで頑張って生きてきたのか、そこを解決することで自分を生きられるようになっていきますよ。

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お母さんの存在が重たい。。。

こんばんは。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

人の存在や思い。

それがチカラになる時もあれば、時として重みとなりズッシリ乗りかかってくる。

そのような経験がある人って、結構多いのではないでしょうか。

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今日は「お母さんの存在が重たい。。。」という、それこそ重めのテーマで書いていきます。

母親の存在が重たい。

離れたいのに離れられない。

いつもイライラや重さを感じながらそれを伝えられない。

もう自立して自分の足で歩いていきたいと思うのに、そうしようとすると母の存在を思い浮かべたり、感じたりして自分に集中できなくなってしまう。

母から離れて自分を生きたいと思うのに離れられない。

あなたはこんな風に思う事はありませんか?

  • 自立したいけどできない
  • 母親の存在が重たい
  • 本人に言いたいことが言えない
  • やりたいことがやれない
  • 自分の好きなことがわからない
  • 今の自分の状態から抜け出したい

何かをやろうとはするものの、それを自分のチカラでやろうとすると、どういう訳かブレーキがかかってしまう。。。

自分の道を歩もうとしているのに、なんだか母親が自分にのしかかってきているようで、重たくて仕方がない。

このままでは動けないし、でも振り払って自分だけ幸せになるのも気が引ける。。。

お母さんというその存在が、子どもの自分に重くのしかかってくる。。。

それがたまらなく苦しい。。。

<本当の問題は何か?>

この母親の存在を重く感じる真の問題は、

離れないことを決めている自分なんです。

え?

自分なの?

と思うかもしれません。

かわいそうだから

自分がいないとだめだから
わたしが居なくなるとお母さんが死んでしまうから

と自分の人生を捧げてきたし、たくさん頑張ってきた。

そう。

お母さんを喜ばせるために。

誰かのため。。。

ここにあるのは共依存の問題です。

誰かのため、相手のため、と言いながら実は

お互いが離れようとしないんです。

なぜでしょうか???

それは、離れないことに大きな大きなメリットを抱えているからです。

支配はつらく苦しいけれど、その支配を受け入れていれば、自分は生きていていいという安心感を得られるんです。

ひとりぼっちという怖さを感じないでいられるんです。

自分を生きて、自分の人生の責任を取ることが怖い!!!

その怖さを感じないでいられるんです。

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<このままだとどうなるか?>

このお母さんが重い、を感じながらもそのままにしておくと。。。

ずっと母親の支配下から離れられず、人間関係でいつも人に支配されたくないと思いながら支配してくれる人を自ら探しに行ってしまうことを繰り返してしまいます。

いつも周りの人を中心にして自分という存在を感じるようになり、それに生きづらさを感じながらもそうしないと自分が分からなくなってしまいます。

周りの人次第で自分という存在が決まるようになっていきます。

いつも母親を背負い、母親の重さを感じながら生き続けていくことになります。

これをあなたは本当に望むでしょうか?

お母さんの重みを感じていないと生きていられない、この人生をどう思いますか?

<解決に向けて>

この問題を解決していくには、まずは自分が自分の選択で母親を背負っているということを自覚することです。

これってとてもつらいですよね。

だって人に選んでもらい、決めてもらう人生って実はとてもラクなんです。

自立や責任という怖さを感じなくて良いからです。

それでも自分はラクな人生でなく、自分を生きることを選びたい。

その想いが出てきた時。

共依存に気がつき、自分を軸にした人生を取り戻そうと感じたなら。

自分を生きる怖さ、責任をとることの怖さを解決していきましょう。

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2月のセッション募集日をアップしていますので、申し込みお待ちしております!!!

 2月は、大阪でも募集しまーす!!!

ご確認の上、下記よりお申し込みくださいね。

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<2月のセッション募集日>

1月31日(金) 10:00〜 / 14:00〜

2月1日(土)  10:00〜

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2月10日(月) 大阪 10:00〜 / 14:00〜

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現実逃避 〜妄想はメリットだらけ〜

こんにちは。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

昨日のことなんですが、新幹線に乗っていた時に、お母さんと一緒に乗っていた3歳くらいの子が自分でペットボトルのフタを開けようとしていました。

まだ未開封のペットボトルだったので、フタもしっかり閉まっていてなかなか開けることができず、お母さんが手伝おうとしていました。

自分でやりたい気持ちが強かったその子は、自分で何度も何度も挑戦していました。

それでもどうしても開かないので、最後にはムキーーーーッ!!!と怒って前のテーブルにペットボトルを叩きつけてしまいました。

大人から見れば微笑ましい光景でもあるんですが、本人はどうしても気が収まらないようで、その後もしばらくペットボトルと格闘していました。

さてさて、大人のわたしたちはどうでしょうか?

うまくいかない

思うようにいかない

嫌な思いをする

そんなことがあると、もう何もかもが嫌になって投げ出したり、逃げ出したくなることってないでしょうか?

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今日はそのような時の心理、

「現実逃避 〜妄想はメリットだらけ〜」

というテーマで書いていきます。

あなたはこんな事はないでしょうか?

  • 人の顔色を伺ってしまう
  • いい人が止められない
  • 認められるために頑張るが、認められても受け取ることができない
  • 自分は空っぽな人間だと思う
  • 自分なりの解釈で物事を見ることが多い
  • 自分はここにいてはいけないと思う
  • できない自分に価値はないが、できてももっとが頑張らなければいけないと思ってしまう
  • 自分は無力だと思っている

自分の中にこのような感覚があると、嫌なことがあったり、上手くいかないことがあると現実から逃げたり、無理にポジティブになろうとしてしまう。。。

今起こっている現実を受け止めることができず、自分の頭の中に妄想を作り出し、そこへと逃げ込んでしまうんですね。

それって今まで自分の

苦しかったり
悲しかったり
辛かったことなどを、
安全に言葉にして話したり伝えたりすることができていないということです。

なので安心して自分のネガティブな感情を受け止めてもらうという経験もできていないんです。

<本当の問題は何か>

現実逃避をしてしまうことの問題は何だと思いますか?

現実逃避をしてしまうこと、妄想の世界に逃げ込んでしまうことが問題なのではありません。

自分という存在を、自分が感じられないこと。

これが問題なんです。

自分の感覚、感情を感じられない。

誰かの感覚、感情なら感じられる。

多くは、

自分自身の感覚や感情で生きられない。

親の感覚や感情で生きていないと死んでしまう。

という怖さがあるのではないでしょうか。

親という存在の責任を、全て負わされている。

だから、その重い責任から逃れたくて仕方がない。

そうなんです。

自分という存在を消していないと、生きていられないんです。

何か自分の思うようにいかなかったり、イヤなことに遭遇すると、この重さが何倍にもなって自分へとのしかかってきます。

その重さをひとりで抱えることができないから、何とか現実逃避して、妄想のポジティブな世界へと行きたくなるんです。

<どうして止めないのか>

親を背負うことがそんなに重く、苦しいのであればやめてしまえばいい。

逃げている現実に立ち向かう勇気を持てばいいんじゃないか!!!

自分で自らその責任を背負っているんだから!

確かにその通りなんです。

でも。。。

妄想しておくメリットがあるんですね。

妄想しておけば現実を見なくていいんです。

背負っている重さを愛情だと言い聞かせ、
現実を変えるためにもっと頑張れ!と自分にムチを打ち、
自分なんてダメなんだと自分を空っぽにしておくことで見なくていい現実があります。

自分という存在は、
親から愛されて、必要とされて家族の一員とされているのではなく、
役割や道具としての存在を認められていた

この現実を受け止めることが、
この絶望を味わってしまうことが、
あまりにも辛すぎるので自分を守るために

自分を誤魔化して妄想を膨らませるんですね。

<解決に向けて>

現実逃避をしたままだと、自分を守っているつもりが、常に逃げ場探しをしなくてはいけなくなります。

追い詰められないように、現実に気づいてしまわないように、事実から目を逸らし続けてしまいますよね。

ひとつの弱さで全てが崩れてしまうので、何事も起きないように、何も変化しないようにずっとずっと周りの世界を見張っていないといけなくなります。

この世の中で、変わらないものはありません。
それなのに、ずっと変わらないように抵抗し続けることだけに必死になります。

自分という存在が何なのか

自分は何のために生きているのか
自分は何をしたいのか
分からないまま、人生が終わってしまいます。

現実逃避を止められず、妄想の世界で生きている自分に気がついたら。。。

自分という存在を感じられていない現実

現実を受け止めると絶望していまう怖さ

この根本を見ていくことをオススメします。

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<モニター募集のお知らせ>

1月・2月のセッション募集日をアップしていますので、申し込みお待ちしております!!!

 2月は、大阪でも募集しまーす!!!

ご確認の上、下記よりお申し込みくださいね。

たくさんの失ったもので傷ついた心が回復していくよう、自分の精一杯でカウンセリング・心理セラピーをさせていただきます!!!

<1月、2月のセッション募集日>

1月31日(金) 10:00〜 / 14:00〜

2月1日(土)  10:00〜

2月2日(日)  10:00〜

2月10日(月) 大阪 10:00〜 / 14:00〜

2月14日(金) 10:00〜 / 14:00〜
2月22日(土) 10:00〜 / 14:00〜

2月28日(金) 10:00〜 / 14:00〜

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<リトリーブサイコセラピー個人セッション>