ここしかない…でもここがつらい…

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

外出自粛が定着し、家での時間が長くなりましたね。

誰しもが家に居る時間が増えましたね。

いつもは仕事等で家に居る時間が少なかった人も、在宅勤務で家族と一緒に居る時間が増えたという方も多くなったでしょうね。

普段は取れなかった家族の時間が増え、家族の在り方を見つめ直す機会となった一方で、友人と話したり、会社で気分転換できていたものができなくなりストレスがたまったり、イライラしてケンカが増えてしまったりということも多くなったのではないでしょうか。

家族という限られた空間で、

それぞれの過ごしたい在り方が違う

いつも出来ていたことが出来なくなる

自分のペースで動けなくなる

そんなストレスや、

誰かと関わりたくても叶わない

自分の健康面の心配

ひとりで全てを抱える重み

そんな心細さ、

感じることもあるのではないでしょうか。

家族という存在に

家という空間に

感じる圧迫感や疎外感。。。

今日はそんな家族についての

「ここしかない…でもここがつらい…」というテーマで書いていきます。

あなたは、家にいる時どんな感覚を感じていますか???

ホッとする

安心する

くつろげる

一息つける

自分らしく居られる

そのような感覚だと、家に帰るのも居るのも嬉しいですよね。

しかし、

気が重い

緊張してしまう

居心地が悪い

気を遣う

家に居たくない

このような感覚だとどうでしょうか???

もちろん、家に居るのがつらくなっていまいますよね。

だけど、家に居るしかできないし、もう逃げ場がないような追い詰められたような、

本当はここに居たくないけど、ここにしか居場所がない。。。

 

そんな思いを抱えながら家にいるのは苦痛ですよね。。。

<本当の問題は何か?>

ここに潜んでいるのは罪悪感の問題です。

あなたの、

家に居るのがつらい

家に居て居心地が悪い

家という空間と存在が重い

という思いは、幼少期から持っていませんでしたか???

そして、あなたの両親は

仲が悪かった

離婚している

一見仲は良さそうだが仮面夫婦

ということはありませんでしたか???

人が人と居る時にいつも

争っている

肩越しに警戒している

存在を無視している

バカにし合っている

支配し合っている

という姿ばかりを見ると、子どもは人と居ることに安心感を持てなくなります。

人と居ることは戦いであり、支配するかされるか常に恐怖を持つことになってしまいます。

両親の状況や状態によって、いつも自分の扱いや在り方が変わり、心はいつも揺れ動かされているんです。

その怖さを受け止めてもらえず、責められ、支配される圧迫感を目の当たりにしながら、目の前の家族や両親に圧倒され続けると、子どもは家のありのままを見ないことで、家に適応しようとします。

怖さの代わりに罪悪感を握りしめて、家に自分の居場所を確保しようとします。

お父さん、お母さん、

迷惑かけてごめんなさい!

役に立たなくてごめんなさい!

 

そう思うことで、壊れている家族を思い知らずにすんだんです。

この幼少期の思いを、大人になった今の自分の家を通して思い出しているんです。

わたしは、

家にしか居場所はない!

何とかここに置いてもらわないといけない!

だけど。。。

本当は家に居るのがつらい。。。

この思いを今の自分の家で見ているんです。

<このまま続くとどうなるか?>

罪悪感を感じている自分の思いをそのままにしておくと、今の自分の家でも同じ気持ちが沸き上がってきます。

気持ちを消そうとすればするほど、より濃く深く存在感は増します。

もう自分は大人になっていても、気持ちはあの日あの時の子どものままなんです。

ただ目の前にいるパートナーや子どもや親に、子どもの頃の思いを重ねてしまうんです。

目の前の出来事に圧倒され、無力な自分を思い知らされた経験を有り有りと思い出してしまって、怒ったり、無視したり、自分に閉じこもったり、不安をぶつけたりしてしまいます。

そうすると、今の目の前の人との関係は不安定で壊れやすいものとなってしまいます。

今ある自分の家庭や実家との関わり、そしてそもそも自分との関わりが、ありのままで見ることができずに、つらかったことばかりを思い出し、そんな自分を責めて、

死にたくなったり、

消えたくなったり、

追い詰められたり、

してしまいます。

<解決に向けて>

自分さえ耐えればいい。。。

ガマンすればいい。。。

そう言い聞かせて守ってきた自分の無力感と罪悪感を聞いてあげることから始めてみませんか。

あなたは本当は

悲しかったし、

つらかったし、

怒っていたんです。

どれだけの出来事に対応してきたとしても、あなたはその時まだ子どもだったんです。

子どもの自分をしっかり味わえていないと、その思いや欲求もしっかり残るんです。

迷惑をかけてごめんなさいでなく、

そのままの自分を愛されたかったね。

役に立たなくてごめんなさいではなく、

ありのままの自分を大切にされたかったね。

その思いに目を向けることから、家に居るあなたのつらさは少しずつ解決へと向かっていきますよ。

 

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ワガママは親の罪、それを許せないのは子どもの罪!?

こんにちは。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

3月になりましたね。

日中は随分と暖かくなりましたね。

日に日に、春はもう来てるんだなと感じますね!!!

3月と言えば。。。

いよいよ始まりますね!!!

あのアツい日々が!!!

待ちに待った、あの感動の名場面たち!!!

努力と技術の詰まった軌跡!!!

はい!!!

もちろん!!!

それは!!!

プロ野球の開幕であります(*’ω’*)

待ってろよ、ヤフオクドーム!とガールではないタカガールはむずむずしております。

(もちろん、花粉症でむずむずしているワケではありません)

くう~~~!!!

今年も負けられない戦いがここにあるんです!!!

ん。。。

何だか打つ方から蹴る方に解説が移ってしまいましたが。。。

アツく煮えたぎった(もっと言い方ないのか。。。)想いを胸に本日もブログ行ってみましょう!

さて、今日は「ワガママは親の罪、それを許せないのは子どもの罪!?」です。

膝を抱える

最近、罪悪感ゼロ!!というキャッチフレーズ、よく見かけませんか?

罪悪感ゼロのケーキ。

罪悪感ゼロのお肉。

こちら福岡ですので、罪悪感ゼロのとんこつラーメン。

などなど。。。

自分のすきなものを食べるという行為のあとに罪悪感というものがくっついてきてしまう。

そもそも罪悪感とは。。。

自分が悪い

全ては自分のせい

自分は罪深いので、自分に罰を与えたり、周りから罪を受けるに値する存在

そういう感情のことを言います。

「ほら!バチが当たった!」のアレです。

この罪悪感を持っていると、色々な方法を使って自分がシアワセになってはいけないことを証明していきます。

悪い罪人は、シアワセになるなんて許されませんから。

身動きがとれない状態に自分でしてしまう。

自分なんて許せない、自分なんてダメな人間だ、楽しむなんて申し訳ない

その気持ちを感じたくなくて

自分の正しさを主張する

自分を責めてシアワセにならない

相手を攻撃する

何かに依存する

こういうことを繰り返します。

カンガルーケンカ

それはなぜか???

ちょっと想像してみてください。

あなたは、子どもです。

そして、両親はいつもケンカばかりしています。

金銭的な問題もあり、いつもしんどそうにしているお母さん。

お父さんは病気がちで、入退院を繰り返す。

お兄ちゃんが障害を抱えている。

毎日をこの家庭で過ごすことを考えてみてください。

子どものあなたは、自分のすきなことをして遊びたい。

楽しみたい。

けれど、その時、お父さんとお母さんからの

自分だけ勝手なことをするな!

なんてワガママなんだ!

アナタがいるから大変なのに!

という圧力が来たらどうしますか?

そうですよね。

できませんよね、楽しめませんよね。

やりたいからやるの!と振り切ってやってみても、

アナタはひどい。。。

という思いを常に感じながらやるので、心から楽しむことなんてできません。

家庭の中で、誰かが常に

悲しそうだったり、

しんどそうだったり、

苦しんでいたり、

不安そうだったり、

苦労ばかりしている。。。

そういう姿をみていると、子どもは

自分のありのままの気持ちを表現することはいけないこと、許されないことだと学びます

自分はジャマな存在で、いらない存在なのだ、ということを学びます。

そうやって、なんとかその家に適応しようとするんですね。

ですが、今から大切なことを言いますよ!

はい、試験に出ます!

アンダーライン引いてください!

(こら!)

罪悪感は、親自身が自分の不安をごまかすために行う支配です。

なぜなら、その両親にとっての子どもは所有物だから。

残念なことに、この親側の不安は、子どもがどう頑張っても振り払うことはできません。

だって、子どもがシアワセにしていても妬ましく思うし、

不幸であっても腹立たしく思うからです。

そうすると、子どもの未来はいつも親を気にかけながらのものになります。

そして、自分がダメな子だから愛されないと思い込んでしまいます。

自分の未来を歩くことは、親を捨てることに等しいんです。

ショックのブタ

この想いをずっと抱えたままだとどうなるのか。。。

大切にしたい人とそうでない人との関わりが、反対になってしまうんです。

自分を大切にしてくれる人に、

こんなわたしでごめんなさい。。。

わたしにそんな価値なんてありませんから。。。

と言って、その人からの愛を受け取らないんです。

反対に、全く大切にしてくれないような人に、

こんなわたしですから。。。

わたしはのその扱いは当然です。。。

と納得してしまい、その粗雑な関わりを受け入れるんです。

大切にしてくれる人を遠ざけて、大切にしてくれない人ばかりを受け入れる

自分が悪いと思っているので、誰かに何かをするにも

心からそうしているのではなく、やらなくてはいけないという

義務感のようなものでしか動けません。

これでは、生きるのがつらくなります。

では、どうすればいいのか?

赤いちゅうりっぷ

罪悪感を手放す

自分を許す

よく聞きませんか?

でも、手放し、許すことが簡単に出来るなら、

もうとっくに出来てるはずなんです。

はい。。。。。

あるんですね。。。。。

罪悪感を持っておくメリットが。。。。。。

不本意ながらも、罪悪感を持っていれば

大切な人と一緒に居れたり、

ひとりにならなくてよかったり、

自分の価値がもらえたりする、

その感覚を手に入れる事ができるから。

束の間であっても、人間はその心もとない安心感にすら

すがって生きる望みをつなごうとするんです。

だからこそ、この罪悪感を持ち続けていることを

選んでいるのは、他の誰でもない自分自身なのだ

気がつくこと。

そのうえで、本当に手放したいのか、まだ持ち続けるのかを

自分で自分にしっかり問う。

親のワガママや、不安や、悲しみや怒りを

許せないのは本当にアナタの罪ですか???

アナタ自身が他に誰かの気持ちや行動に対して

責任を持つことはできません。

責任を持つことができるのは、

自分の気持ちと行動に対してだけです。

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