福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
うーーーーーーむ。。。
どうも合わない。。。
わたしは、海の幸牡蠣の味は大好きなんです。
でも、食べられないんです。。。
残念なことに、合わないんです。。。
忘れもしない若かりし遊び盛りの20代前半の頃に、牡蠣を食べに張り切って宮島に行った時に事件は起こりました。
どこに行っても美味しい牡蠣が食べれることに気を良くしたわたしは、自分の限界を知らず、食べて食べて食べて食べて食べまくり。。。
2日間ほどで60個は食べたんじゃないかと思われるほど、牡蠣を暴食するという暴挙に出てしまっていました。。。
それから3日後くらい経った時の事だったでしょうか。。。
トイレで事件は起こりました。。。。。。。。
これより先は自主規制。。。。。。。。。
失礼しました。。。
さて、これが人と人になるとどうでしょうか???
- あの人とは相性が悪い
- 意見が合わない
- 上手くいかない
- モヤモヤする
- 何だか気をつかう
そんな人っていませんか?
うまくスルーしてその場を乗り切る。
距離を置く。
極力関わらない。
そんな対応をしてしまうのは、相手が嫌な人だからでしょうか???
それとも、自分のコミュニケーション能力の問題でしょうか???
分かり合えない人が目の前にいる。
そんな時、あなたはどうしていますか???
今日はそんな、分かり合えない人を目の前にした時の心理
「分かり合えない。。。」というテーマで書いていきます。
なんだかこの人とは分かり合えない。
そんな相手に感じているのは、「分かってくれない!」という思いです。
ずっと自分のことを分かってくれない相手と一緒にいるのはつらいことです。
では、その人を避けられたら解決するでしょうか?
その人が居なくなれば、態度を変えてくれれば、改心して優しくなったら解決でしょうか?
例えそれが解決に思えたとしても、自分の望みだったとしても、実際にそのようなことができるでしょうか?
それは無理ですよね。。。
相手は変わりませんもの。。。
合わない人を目の前にして、あなたはその人とどうしていきたいでしょうか?
<本当の問題は何か?>
ここに潜んでいるのは、投影の問題です。
今、目の前にいる分かってくれないと感じている人に誰かを重ねているんです。
目の前のその人に、過去から自分がずっと感じてきた「分かってほしい」という思いを重ねているんです。
分かってほしいその思いには、分かってもらえなかった過去があります。
それはとても悲しいですよね。
分かってほしいと思いながらも、自分の気持ちを一生懸命に抑えて、相手のことを分かろうと努力してきたんですよね。
子どもにとって、分かり合えない家族と一緒に暮らさないといけない状況は、大きな大きな恐怖です。
しかしながら、そのガマンをしていればいいこともあります。
分かってもらえない自分
分かってもらう価値がない自分
分かろうとされないくらい愛されない自分
を感じなくていいんです。
そんな絶望を感じたら、それこそもう立ち直れない。。。
その絶望を、分かりたくないんです。
なので、もしも相手が歩み寄ってくれたり、分かろうとする姿勢を見せようものなら、途端に「分かったようなことを言わないで!!!」と反旗を翻し、「そんなに言うならわたしを分かるまで納得させて!!!」と攻撃をしたり、揚げ足を取ったり、と信じられないんですね。
そうなんです。
分かってくれなくても、分かってくれても満足できないんです。
さて、ここで気がつきませんか???
どちらとも、相手が主語になっているんです。
なぜ、自分を主語にしないんでしょうか?
自分から動いてしまうと、過去のあの時のように分かってもらいたい欲求を拒絶されそうで怖いんです。
自分から分かろうとすると、絶望してしまいそうで避けたいんです。
自分の抱えている怖さを見ずに、コミュニケーション能力を高めようと行動しても、隠している怖さは消えたりしないんです。
<このままだとどうなるか?>
分かり合えない人との関わりを、
諦めたり
怒ったり
離れたり
捨てたり
しようとしている時は、自分の中の怖さと向き合えず逃げてしまっている時です。
逃げることで、自分の本当の
悲しみ
絶望
怖さ
を見ないようにしているんです。
今までずっと、その苦しさを受け止めてきてもらってないんです。
ずっとひとりで何とかしないといけなかったんです。
ずっとずっと、ひとりで頑張ってきたんです。
受け止めてもらっていないその「分かってほしかった」を、自分が受け止めてあげないと
自分とも
相手とも
周りとも
誰とも分かり合えないままになってしまいます。
相手に求め続け、
相手を変えようと努力し、
自分をごまかしながら過ごすようになっていきます。
いつまでも孤独を募らせていく日々を、あなたは望むでしょうか???
<解決に向けて>
目の前にいる分かり合えない人、あなたはその人に誰を投影しているでしょうか?
誰に対する思いを重ねているのか?
まずはそこを見ていきましょう。
どれだけ話しても、伝えても、分かり合えないことはあります。
その時にあなたが自分は誰へのどんな気持ちを重ねているのかに目を向けることで、目の前の分かり合えない相手どう関わっていきたいのかも見えてきます。
投影は、自分がガマンして抑えつけている自分の感情を知るチャンスです。
自分の本当の感情に気がつくからこそ、これからの自分がどうなりたいのかに目を向けていけるようになりますよ。
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