やる気が出ない!〜もう傷つきたくない〜

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

 

自粛解除が粛々と広がり、以前の出勤・通学生活の風景が段々と戻ってきましたね。

 

朝の通勤ラッシュも、また日常へと戻りつつあります。

 

自粛の期間は早く今までの生活に戻りたい!と思っていたのに、いざ再び日常が戻りつつあると、もう以前の生活には戻れない気がして何だかやる気が出ない。。。

 

自分でもどうしたいんだか、以前のような生活に戻りたいんだか戻りたくないんだか、どうにもチカラだ出ない。。。

 

しかもしかもしかも、自粛後の生活がこんなに暑いなんて聞いてないよー!!!

マスク暑いよー!

外が暑いよー!

生きてるだけで暑いよー!

ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!

。。。とここまではないにしても。

何だか、どうにもやる気が出ない。。。

 

 

そんな時、あなたはどうしていますか???

 

今日はそんなやる気が出ない心理、

「やる気が出ない!〜もう傷つきたくない!!!〜」というテーマで書いていきます。

 

 

やる気が出ない時。。。

 

  • 尻叩きの如く気合いと根性で乗り切る
  • 果報は寝てまて作戦でやる気が出るまで待つ
  • ストレス解消で好きなことをやりまくる
  • 自分のスモールステップをビッグマウスで褒める

 

等、様々な行動をしてみることって多いと思うんです。

 

しかし。。。ちょっと待ってくださいよ。

何だかそこにアイツを忘れていませんか???

 

そう、行動することでごまかしたかったアイツです。。。

 

<本当の問題は何か?>

 

やる気が出ない時、そこに眠っているのは恐怖です。

 

アイツの正体はコイツで、恐怖なんです。

 

そして、ここに眠っているのは愛着の問題です。

 

自粛期間は、人との接触が最小限になりました。

 

そこで出てきた恐怖は自分という存在の不安定さや、ひとりの孤独な自分を感じることの怖さです。

 

なので、早く以前のような生活に戻りたくて人や社会との繋がりを求めていたんです。

 

しかし!!!

いざ人や社会との繋がりが回復してきた途端に、じわりじわり、そろりそろりと怖さが染み出てくるんです。

 

人に近づくことが怖い。。。

人が怖い。。。

という恐怖です。

 

 

人に近づいて、人と関わると、自分が傷ついてしまう。。。

人は、わたしを傷つける。。。

 

この思いがある人は、過去の怖かったあの時を抱えたまま今に居ます。

 

今の人間関係では傷つけられないかもしれないし、もし傷つけてこようとする相手が居たとしても、その人に対してNoを言うチカラをわたし達大人は持っています。

 

それなのに、今ではない「怖い」を握り締めているんです。

 

「もうこれ以上傷つきたくない!!!」と心の中で叫びながら。。。

 

やる気を出して人に近づこうものなら、メッタ斬りにされてしまうほど傷ついてしまう怖さを抱えているんです。

 

そして、過去にそれほどまでに怖い思いを耐えて、ガマンして、頑張ってきたんです。

 

その時のあなたを、誰か助けてくれたでしょうか???

 

自分の助けてほしいと言う欲求を誰かに受け止めてもらえたでしょうか???

 

怖い時に欲求を出し、それを受け止めてもらってないからずっと恐怖が自分の中に残っているんです。

 

その恐怖こそが、自分の中に愛着が育っていない合図なんです。

 

<このままだとどうなるか?>

  

孤独を感じると、ひとりで受け止められなくて人を求める。

人を感じると、傷つけられないように人から離れて守る。

 

それをずっと繰り返していきます。

 

そして、繰り返しているうちはまだ何とか自分を保てているかもしれません。

 

それでもやり続けていると、ある日突然、何に対しても心が動かなくなってしまいます。

 

ずっと自分の恐怖を抑え続ける事ばかりにチカラを使い、その術をどんどん身につけて行った結果、全てのことを諦めてしまうようになるんです。

 

自分を諦める事で、周りの人や社会に適応し、自分を

無感情

無関心

無気力

無味無臭

無色

にしていくんです。

 

この虚無感と共にしか生きられなくなってしまうんです。

 

「怖い」を感じた時に誰にも助けてもらえない。

 

それなら何とか「怖い」を感じないように、自分から求めるといいうことを止めてしまいます。

 

<解決に向けて>

怖かった

助けてほしい

ここに居てほしい

受け入れてほしい

愛してほしい

 

自分の感じている欲求を出せていないと、人生は

耐えて

ガマンして

頑張り続け

誰かのために生きるもの

 

になっていってしまいます。

 

求めることをしないと、自分の人生は生きられないから。

 

そして大人である自分は、その欲求が過去の思いであることもわかっていないといけません。

 

大人の自分が子どもの頃の欲求を出したからと言って、周りの人が全て引き受けてくれるワケではないことも知っておかないといけないと思います。

 

では、誰が引き受けてくれるのか???

 

そう、自分自身なんです。

 

自分自身が受け止めてあげられるようになるために、まずは自分の傷を知り、癒していくことが大切です。

 

自分は何が怖くて、今どうして動けなくなっているのか。

 

それを知ったら、決めたらいいんです。

 

自分がこれからどうしたいのかを。

 

自分の欲求を知るからこそ、自分のこれからを考えることができるんです。

 

この根本を見ていくことで、この問題は解決へと向かっていきますよ。

 

 

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