自分から求めるということ。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

 

先週の連休で、リトリーブサイコセラピーのセラピスト合宿に参加させてもらってきました。

 

通称、鬼ヶ島合宿と呼ばれるネーミングだけでも覚悟が必須なことが伝わってくる合宿です。

 

人の心とは不思議なもので、自分のその時の心理状態によって目の前に見える現実がそれぞれ違ったものに見えるんですね。

 

目の前の講師がおっそろしい鬼に見える。。。

見たくない現実や、作り出す恐怖に、自分がまさに荒んだ鬼ヶ島にいるような感覚になる。。。

なんてことはなかった。。。こともなかったですが、本当に濃い4日間でした。

 

もちろん、ここでは心理セラピストとしての在り方や技術的なことも学ぶんです。

 

自分がどのような目標を立てて、達成するためにどうするのかをやり抜く4日間。

 

でもね。。。もう、ほぼほぼメンタルです。

theメンタルです。。。

あはは。。。は。。は。。。はは。。。は。。。。。ははは。。。

 

 

 

何度も何度も「やるぞ!!!」と「怖い!!!」を繰り返す4日間。

 

「ぬりゃ!!!」と「へにょ。。。」との葛藤の4日間。

 

自分から欲しいものを掴みに行く4日間。

 

本当に深くて濃くて大きな学びの4日間でした。

 

今回はそんな自分の体験から感じたこと、

「自分から求めるということ。」というテーマで書いていきます。

 

 

 

あなたもこんなことってないですか???

 

やると決めたはずなのに、すぐにその決意を引っ込めてしまう。。。

欲しくてたまらないのに、諦めてしまう。。。

そもそも欲しいなんて言えない。。。

今の現実で何となく満足だからこれ以上求めない。。。

もらえるならもらうけど、自分からは欲しがったりしない。。。

 

 

ありますよねー。。。

自分から言わない。

自分からは動かない。

変わらないことが大事で、欲しいなんて自分から求めない。

 

 

求めないことで

傷つかないように

安全でいられるように

絶望しないように

自分のことを守っているんです。

 

 

求めないことでそうやって様々な怖いことやリスクから守っていて、何に困ると思いますか???

 

それは

欲しいものが手に入らない。

本当に望んでいるものが叶わない。

ということが起こることです。

 

 

当然と言えば当然です。

自分から

欲しいものを求めず

欲しいと言わず

今ある与えられたもので満足させようと思っていたら、それは自分の望むものは手に入ることはありません。

 

それで自分が何も問題を感じずに、幸せならばそれでいいと思うんです。

 

でも、もしも

欲しい気持ちを諦めて

傷つくことを避けて

今あるもので納得させようと

あなたが無理をしているなら、

それは自分を無にしようとしていることと同じです。

 

 

自分で自分を消そうとしているんです。

 

 

消さないと、

抑えてしまわないと、

潰してしまわないと、

自分の欲求を感じてしまうから。。。

 

 

欲求を感じたら、

自分らしく

自分の人生を

叶わない可能性の責任も含めて

これからは自分を生きていくということを体験することになってしまうんです。

 

 

それが恐ろしくてたまらないなら、それはもう自分で自分を止めるしかありません。

 

色々な

怖さ

悲しみ

苦しみ

痛み

を使いながら。。。

 

 

そう、だから求めないって実はラクなんです。

 

 

わたしはどうせ叶わない。

求めたら傷つく。

誰も助けてなんてくれない。

自分にこう言い聞かせながら、自分をどんどん諦めていきます。

 

 

わたしもこの合宿で、ブチ当たりました。

何と言ってもメンタル合宿です。

勢いと根性だけでは超えられません。

 

 

わたしには叶える力なんてない。

求めることは絶対に絶望すること。

絶望したら誰も助けてなんてくれない。

 

自分が自分に対してこう思っているなんて、受け入れるのも正直イヤですよね。

 

だから、

傷つきたくなくて

そんな自分を見たくなくて

今居るところにずっと止まっているんです。

 

これ、どうやったら解決すると思いますか???

 

わたしの場合の解決策は

でした。

仲間でした。

繋がりでした。

ひとりじゃない!!!ってことでした。

 

 

つらかったり

苦しかったり

痛かったり

その過去はキレイさっぱり消し去ることはできません。

 

 

それでも、超えていくことはできます。

自分への素直な気持ちを育てていくことはできます。

 

だって

本当は欲しかったんです。

本当は求めたかったんです。

本当は守ってもらいたかったんです。

 

あなたも本当はそうではなかったですか???

 

 

欲しかったのは、

お父さんとお母さん。

 

求めていたのは、

お父さんとお母さん。

 

動いて飛びつきに行きたかったのは、

お父さんとお母さん。

 

自分の手でしっかりと掴みたかったのは、

お父さんとお母さん。

 

握りしめて守り返して欲しかったのは、

お父さんとお母さん。

 

 

ガマンして出てこないように抑えてきたのは、

お父さんとお母さんへのその大切な自分の想い。

 

 

あなたが今、欲しいものは何ですか???

それは自分から求めていますか???

 

 

自分から必死に求めて

自分から動き始めて

自分から掴みに行って

そこまでして欲しいと思った気持ちは、

みじめでも

悲しいものでも

恥ずかしいものでも

ありません。

 

 

わたしも、久しぶりに思い出しました。

この、

求めると失う。

求めてしまうと何も無くなってしまう。

求めることは絶望すること。

という痛い感覚を。

 

 

薄まったり、和らいだり、癒されたと思っていても、ふと思い出すことは誰にでもある当たり前のことです。

 

それが生きているってことだから。

 

 

それでも、その痛みが強く深いと、もう2度と味わうことのないように

感じたり

経験したり

怖かったり

することを避けようとするんです。

 

 

だけどその時、自分が

自分に何をしてあげられるのか。

自分は何を求めているのか。

どう助けてもらいたいのか。

それは毎回思い出す度に更新していけます。

 

だからこそ

自分を生き、

自分で考え、

自分を愛し、

自分を感じ、

自分を信じ、

その日々を自分と共に積み重ねていくしかないのだと思います。

 

 

今あなたが人生で行き詰まり、助けを求めているのなら

自分から求めることが何より大切です。

 

その勇気と覚悟は、きっとあなたが自分を救うことへと繋がりますよ。

 

 

 

 

 

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