やりたいのにできない。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

こうしたいのにできない。

こうすればいいと分かっているのに、やろうとすると足が止まる。

やらないといけないのに、全く進まない。

 

こんな

前にも後ろにも

右にも左にも

全く動かないような

モヤモヤした経験ってありませんか?

 

そうして

できない自分を

やる気のない

怠け者

精神的に弱い人間

だと感じて責めてしまったりもする。。。

 

人生、やる気と根性があれば何とかなる!と進んできた人に起こりがちかもしれません。

 

今日はそんな、やらなきゃと思えば思うほどできなくなる心理、

「やりたいのにできない。」

というテーマで書いていきます。

 

 

 

 

<本当の問題は何か>

これ、実は自己重要感の問題があります。

やりたいのにでききない。

そんな時は、

やってみて失敗することが怖い。

実際に挑戦するために動くことが怖い。

という怖さに加えて、実は

本当はやりたくないことをやろうとしている、ということがあります。

自分の本心ではやりたくないと思うのに、やらないといけないと思っているから苦しくなる。

 

 

本当は今日は家で本を読みたい。

だけど友達に食事に誘われたから出かけることになった。

それなら、どれだけ待ち合わせに行こうとしても、本が気になって行きたくない気持ちになります。

やろうとしてもできないのは当然とも言えますよね。

なのに、どうしてやろうとしてしまうのか?

そこが本当の問題なんです。

やらない、できない、しない自分に対して

ダメ

価値がない

必要のない存在

というアナタの本当の恐怖があるからなんです。

 

 

<このままだとどうなるか>

やりたくないことでも、やらないといけない。

自分を無理させてでもしなくちゃいけない。

そうしていないと、

本当の自分は

ダメ

価値がない人間

要らない存在

だと感じてしまうのがたまらなくイヤなんです。

 

そして、アナタ自身が自分をそう思っていると、その自分を何とか隠そうとします。

 

そのために

相手の期待に応えたり、

相手を喜ばせたり、

相手の許可をもらったり、

相手のために頑張ったり、

ということをして自分を認めてもらおうとします。

 

そうしていれば、

アナタが必要だよ。

ここに居ていいよ。

と相手から許可がもらえる気がするから。

 

だからアナタは相手のためにしか生きることができなくなってしまうんです。

 

自分という存在を消すことでしか、自分という存在を認めてもらえなくなってしまいます。

 

<解決に向けて>

これって、できないことをできるようになることが解決ではないですよね?

できるようになることは、やりたくないことを無理矢理に自分を消してやらせようとすることになるからです。

アナタはそれを自分に望むでしょうか?

 

アナタはアナタのことをどう思っているのか?

アナタはアナタのことをどう思えるようになりたいのか?

大事なのはそこだと思います。

 

できるようになっても、アナタが自分をダメで要らないと思ったままでは、誰かの許可をもらうために頑張り続ける人生は何も変わりません。

 

まずはアナタがその自分に気がつくこと。

そして、どうして自分がそれをやりたいのかを自分に聞いていくこと。

 

自分のためなのか。

相手のためなのか。

 

それは、アナタがこれからの自分をどう生きたいかにも繋がっていきますよ。

 

 

 

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