福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。
何かをしようとすると、
なんだか止まってしまう。
急にやる気が消えてしまう。
どうすればいいか決められない。
そんな自分が何も変わらないようで、いい加減に変えたいけれど、何からどうしていいのか分からない。
そんなお話をよく聞きます。
やりたいのにできないなら、勝手に怖がってるだけなんだから、
とにかく行動あるのみ!
やってしまえば怖いことなんてない!
と実際にやってみる人は多いかもしれません。
けれど、その心のブレーキを無視すると大事故にも繋がりかねないんです。
今日はその、何かをやろうとするとブレーキがかかってしまう心理、
「やりたいけどできない。」
というテーマで書いていきます。
<本当の問題は何か>
どうしていいか分からない時、アナタの中でダブルバインドが起こっています。
ダブルバインドとは二重拘束。
右も行けない。左も行けない。
そこに留まるしかない、という状態です。
やりたいと思うと、
自分の意思を出そうと、
自分を理解しようとすると、
ブレーキを自分でかけてしまう。
自分なんかが。。。
自分ばっかり。。。
自分だけ。。。
そうやって自分を否定したり、責めたりしながら自分のことを
止めたり、分からなくさせたりするんです。
この問題は、アナタが自分を生きられないことなんです。
<このままだとどうなるか>
自分が自分のことを止めている、分からなくさせている、ということに気がつかないとアナタは問題をずっと周りの環境や人のせいにしていきます。
今はその時期じゃないんだ。
本当にやりたいことではない。
確実に成功できるようになってから。
と、何とか自分を納得させる言い訳を見つけて、
そのうちやろう。
いつか余裕ができたら。
実力がついてから。
とやらないことを選んでいるのは、実はアナタ自身なんです。
そして本心としてはやりたい気持ちがあるので、
ああ、ワタシは何て不幸なんだ。。。と嘆き続けているうちにアナタの人生は終わってしまいます。
<解決に向けて>
罪悪感は自分を止めることができます。
罪悪感は自分をこれから起こりうるかもしれない危険から守ってくれます。
罪悪感は自分を責めることで、相手を受け入れることができます。
アナタは罪悪感をずっと持ち続けることで、親を責めないで済んでいませんでしたか?
親を生かすことができていませんでしたか?
親が生きていれば、自分も生き延びることができる。
それはアナタの子どもの頃の世界なんです。
それでも、アナタはずっと親を生かすことで自分という存在を消してきませんでしたか?
苦しいと分かっている世界に、アナタがまだずっといるのなら。。。
アナタは自分を支配してもらわないと生きていけないという怖さがあるのだと思います。
自分がその世界を出るのだ!と決めないと、アナタは今の苦しい世界で生きることを選び続けます。
アナタは
そこから出たいですか?
そのまま居たいですか?