変わらないことが安全。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

先日、市の健康診断の結果が返ってきまして。

ガン検診だったのですが、なんと精密検査が必要という結果が!!!

大腸だったんですけど、あんなにいつも快便の大腸なのに一体どうしたんだぁぁぁー!!!と半べそになりながら、まずは検査ぢゃー!とカメラの予約をしました。

 

ビビり上がりながらも検査を受けたところ。。。

はい、絶好腸でした!!!

よかったー!!!

原因はおそらく、こうも。。。(自粛)

 

その検査を受ける前に、たいそうビビり上がった訳ですが、その時に何回か、

「今日じゃなくてもよくね?」

「検査、やめようかな。。。」

「今のままで大丈夫なんじゃ。。。」

と頭をよぎったんですよ。

 

本当に病気だったら怖いというのもありますが、

変わらず今のままで居たい。。。

今のままが安心。。。

という心理が働いたと思います。

 

人間として、変化を恐れるという面は確かにあるんですが、それが極端に働く場合、結果としてアナタ自身を不幸にします。

 

変化を怖がる限り、ずっと必死に今を守り続けないといけなくなるんです。

 

今日はその、変化を恐れる心理

「変わらないことが安全。」

というテーマで書いていきます。

 

 

 

<本当の問題は何か>

変わらないことが安全。

それがどんな今であっても。。。

変化を恐れ、たとえそれが自分にとって良いことだろうとは思っても、今のままで留まろうとする。

 

ここにあるのは愛着の問題です。

 

変わらないことが安全と思っている人の心の中には、安心感がありません。

 

ただでさえ、今の自分に安心感がないのに変化になんて耐えられないと思っているんです。

自分には適応能力がない。

どうしていいか分からない。

だからずっと今を選び続けるんです。

 

変化をすることは、自分にとって何かを失うことだと思っているから。。。

 

今を失ってしまうと、自分には何も無くなる。

そんな自分を感じたくなくて、今がどれだけ辛かったとしても、変化することを選びません。

 

変わらないこと、

何も起こらないこと、

いつもと同じ、

が何より安全なんです。

 

<このままだとどうなるか>

変わらないことが安全と言いつつも、本当は今の現状や状況が苦しいと、その苦しみから逃れるために生きるようになります。

 

変化することに自分なりに適応しようとしても、やり方が分からずに、恐怖を使って自分を止めてしまうんです。

 

自分を分からなくさせて

イヤから逃げるために

物や何かや誰かに依存したり、

感情を排除して生きようとしたり、

誰かのせいにして自分の苦しさの責任を取ってもらおうとしたりします。

 

どのやり方をしていても、人と本当に安心感で繋がることができず、表面上はそう見えていなかったとしても孤独を抱えながら生きていくことになります。

 

変わることが怖くて、対応できない自分を見たくなくて、自分を納得させながら変わらないことで安全を感じられているはずなのに、それどころかアナタがヒシヒシと感じるものは

孤独感の寂しさや

ひとりぼっちという無力感や

自分だけという焦燥感なんです。

 

だからそこから逃れるためにまた、ずっとずっと本当の自分を探し続けないといけないんです。

 

<解決に向けて>

本当に、変化することは失うことなのでしょうか?

 

アナタが怖がっていることは本当でしょうか?

 

本当に怖いのは、

自分自身の怖さと向き合うことなのではいですか?

 

その何かが起こってしまうと

自分は

耐えられない

対応できない

分からない

という根っこにある不安や怖さこそ、アナタが自分のために感じる感情です。

 

人は変化を受け入れて成長していきます。

けれど自分には安心感がない。。。

そう気がついた時、アナタはまだ自分の怖さから逃げ続けますか?