福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。
思うようにいかなかった。
いい方向に向かわなかった。
やりたいようにできなかった。
生きていれば、そんな状況を経験したことがありますよね。
けれどずっとその経験や思いにとらわれてしまい、
身動きが取れない。
何も動けない。
自分を捨てたくなってしまう。
そんなことはありませんか?
アナタはこの経験や思いを味わうことが怖くてたまらないかもしれません。
ダメな自分を思い知ることが辛くてたまらないかもしれません。
今日はそんな怖さがずっとなくならない時、アナタの心の中で起こっている心理、
「アナタが本当に怖いのは。。。」
というテーマで書いていきます。
<本当の問題は何か>
ここにあるのは愛着の問題です。
世界や自分への信頼という愛着があれば、
失敗や挫折の経験をした時に、
次にまた頑張ろう。
今度はこうしてみよう。
今の自分はこうなんだな。
と、
自分を励ましたり
自分の改善をしたり
自分を客観的に見たり
自分のチカラと、必要な助けを借りて、また挑戦することができます。
けれど、そう思えず
この世の終わりのように絶望したり
自分なんてどうせダメとスネたり
ごめんなさいと自責の念に駆られたりして
自分のチカラや周りな助けを信じることができずに
期待する気持ちそのものを消そうとしたり、
欲求をムダだと切り捨てたり、
自分を最初から諦めることで、
自分を守ろうとします。
自分を守ると同時に、実は
親のかけている自分への期待にまだまだ応えるために頑張ろうとしている決意でもあるんです。
<このままだとどうなるか>
親のかけた自分への期待に応え続けるということは、アナタは自分の人生を自由に生きないということです。
親からずっと心理的に支配されて生きるということです。
自分を少しでも生きようとすると、親の期待にそぐわないことをしようとすると、そんな自分に対して、何てダメなんだ!と強く自分を責めるようになります。
ダメな自分を信じて、チャレンジや成功よりも、失敗や挫折を信じて、自分を止めるようになっていきます。
自分のチカラを信じて、たくさんの可能性に挑戦したり、積み上げた達成感を感じることよりも、失敗や挫折をすると責められたり、孤独になったりすることを恐れて、自分の人生を止めてしまうんです。
<解決に向けて>
アナタがずっと怖いのは、
自分の問題に直面できないからです。
アナタが本当に怖いのは、
自分の問題に直面することです。
失敗や挫折ができない。
それは、親からの支配を受け入れ続けているアナタの問題なんです。
ずっと怖いのは、自らを怖がらせて自分で自分を止めているからです。
アナタは自分の人生が、
失敗と挫折を信じて
自分を怖がらせて止めて
親の期待に応え続けるままでいいですか?