福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。
先日、ふと耳にしたドラマか何かで、
「異国で誰も助けてくれない時、そんなひとりぼっちはつらい。。。」的なことを言っていました。
それって確かにしんどすぎる状況だなぁと思いました。
そしてふと、幼少期からその感覚はわたしにもあったなぁーと感じたんです。
家族という異国の中で、
誰も助けてくれない。
周りに心が通える人がいない。
否定され、拒絶される感覚。
だけども、
生きていく上ではその環境に従わないといけない。
何とか適応しなければ、そこでは生きていけない。
そんな異国でひとりぼっちの感覚。
家族の中でひとりぼっちでいる感覚。
世界に味方がおらず、自分だけ取り残されている感覚というのを味わったり、肌で感じてきた人というのは多いのではないでしょうか。
家族という子どもにとっては血の繋がりのある、人間関係の根本に、
自分はひとりぼっち。。。という感覚。
そんな感覚に覚えがある方、実は多いのではないでしょうか。
アナタは、
- 人が怖くて信じられない。
- 特定の感情(怒り、悲しみ、恨み寂しさ)等を避ける。
- いつも不安がある。
- 両親や家族が重い。
- 人との繋がりが分からない。
- 人との関わり方が分からない。
ということはありませんか?
これ、そんなアナタの中にある
異国でひとりぼっちの感覚と関係しています。
今日はそんなアナタが家族の中で感じる孤独の心理、
「血の繋がりという絆と鎖。」
というテーマで書いていきます。
<本当の問題は何か>
アナタは、
「家族じゃないか。」
「親子なんだから。」
その言葉を聞いてどう思いますか?
勇気をもらった人もいれば、重さを感じる人もいるのでないかと思います。
それはその血の繋がりに、
絆を感じるか。
鎖を感じるか。
の違いではないかと思います。
家族。
親子。
その繋がりは、血の繋がりです。
繋がりが、
受け入れ
温かい関心
共感
である場合は、安心を感じます。
これはアナタにとって絆になります。
血の繋がりが絆である場合、どんなに遠く離れていても、側にある温もりをいつも感じながら生きていくことができます。
しかし、
繋がりが、
無視
拒絶
否定
である場合は、恐怖でしかありません。
これはアナタにとって鎖になります。
血の繋がりが鎖である場合、どんなに近くに居ても安心できず、もっともっと安心させてほしいと相手に対する欲求が止まることがありません。
血の繋がりしか信じられないのは、世界に安心感がないからです。
世界は自分を受け入れてくれない。
世界は自分に厳しくツラいもの。
世界は自分を傷つけてくる。
アナタが世界をそう感じているから、拠り所として血の繋がりを握りしめたくなる。
けれど血の繋がりだけを握りしめている時、アナタが感じているのは家族への絆ではなく鎖です。
安心という絆ではなく、
役割
期待
要望
支配
依存
という鎖で繋がっているんです。
<このままだとどうなるか>
臍の緒の命の繋がりで始まる母子関係。
日常という繋がりで始まる家族関係。
付き合いましょうと始まる恋人関係。
結婚しましょうと始まる夫婦関係。
繰り返されながら、戻りながら、それは血の繋がりだけではありません。
そしてもうひとつ。
何の確約もなく始まる関係もあります。
友人関係です。
もしかすると、ここにこそアナタの人間関係が凝縮されるのかもしれません。
血の繋がりもない。
約束も契約書もない。
いつ失うかも、壊れるかも分からない。
そんな保証のない中で、アナタがその人とどのように繋がっていくのか。
その人との関係をどのように育てていくのか。
アナタが自分の求めている繋がり方に気がつかなければ、アナタはずっと
誰かがアナタを助け出してくれて
誰かがアナタを守ってくれて
誰かがアナタを愛してくれる
その日まで、永遠にひとりぼっちのまま待ち続けることになります。
<解決に向けて>
もちろん、血の繋がりは濃いものです。
ひとりでない心強さや、一体感や仲間意識を感じながら生きていけるから。
けれど、それが全てとは限りません。
なぜなら人には心があるからです。
血の繋がりよりも、強くて深いもの。
それが心の繋がりです。
血の繋がりは濃い。
けれど、
心の繋がりは深い。
そして
それを体感した人は強い。
わたしはそう思います。
アナタはこれから先もひとりぼっちのまま、自分の繋がりを止めてしまいたいでしょうか?
叶わなかった血の繋がりの温もりを、もらえるまで待ち続けたいでしょうか?
アナタが求める繋がり。
それは
血の繋がりですか?
心の繋がりですか?
<福岡講座が帰ってきた!!!>
ここ数年は、東京、大阪でしか行われていなかったリトリーブサイコセラピーの基礎コース。
なんと!
いよいよ!!
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福岡講座の開催が決定しました!
これを逃すと、次はまだ未定ですぜ、ダンナ!
↑誰なんだ。。。
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