してあげるのは楽しい。してもらうと嬉しい。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

幼稚園の砂場では、子ども達が色々なものを作っています。

カップに砂を詰めて、アイスやごはん、ケーキや飲み物、もうちょっとした工場並みの生産量です。

そして、出来たものを次から次に持ってきてくれます。

たべて!

おいしい?

つぎはなにがいい?

本当に、現実世界ではありえないほどのカロリーを摂取する毎日であります。

 

これが実際の世界だったらどうでしょうか。

例えばアナタが、ダイスキな友達にお菓子をプレゼントします。

それを受け取ってくれて、喜んでくれた顔が見れたら楽しい気持ちになりますよね。

そして、その友達から今度はお茶をもらったりします。

それを受け取って、優しさにあったかくなって嬉しい気持ちになる。

 

けれど、ずっとアナタが

お菓子を渡し続けるだけでも、

お菓子を受け取り続けるだけでも、

人間関係は上手くいかないんです。

 

今日は人間関係に詰まる原因、

「してあげるのは楽しい。してもらうのは嬉しい。」

というテーマで書いていきます。

 

 

人間関係って、相互関係です。

そして、人は自分だけで自分の存在を確認することはできません。

 

子どもは常にお母さんに確認します。

お母さん、わたしのこと好き?

お母さん、わたしのこと大事?

お母さんにとって、わたしはどんな存在?

そうやって、自分の存在を確認していきます。

 

自分の中にお母さんの存在がある。

お母さんの中に自分の存在がある。

そのことを感覚で感じられる。

 

その相互関係を通じて、相手の存在を通して、

人は自分という存在を確認していきます。

なので、人が自分ひとりで生きていくことはできないんです。

 

けれどそれは、相手なしでは生きていけないという依存とは違います。

自分という存在の意志はとても大事です。

その意志を持つためには、自分で自分の存在をまず感じることが先なんです。

わたし達が自分の存在を感じるためには、相手という存在が必要なんです。

 

なので人間関係も、自分という存在の意志を持ちながら、

自分の中に相手の存在を感じられるか。

相手の中に自分の存在を感じられるか。

この両方を感じることができて、人間関係は回ります。

 

自分がお菓子をプレゼントした時に、

相手が受け取ってくれなかったらどうでしょうか?

ずっと一方的に自分ばかりが贈りっぱなしだったらどうでしょうか?

相手が自分の想いを受け取ってくれていると感じられませんよね。

相手の中に、自分の存在があるのだと感じることができませんよね。

 

自分がお菓子をもう食べられないと断った時に、

相手が次から次にお菓子を持ってきたらどうでしょうか?

自分のキライなお菓子だったらどうでしょうか?

相手が自分の気持ち尊重してくれていると感じられませんよね。

自分の中に、相手の存在を受け入れていこうと感じることができませんよね。

 

人は本来、

愛する人に何かすることは楽しい。

愛する人に何かをしてもらうことは嬉しい。

という両方の気持ちを持っているのだと思います。

 

それが、

相手にお菓子をずっと持っていかないと不安。

相手が好みのお菓子を持ってこないと不満。

という

自分の気持ちだけを押し付ける関係。

自分の気持ちだけを大切にしてほしい関係。

という一方通行になった時に、人間関係はお互いにとって心地よいものではなくなってきます。

 

今、アナタが心地よい人間関係を築けていないと感じるのであれば、自分がどちらか片方だけのコミュニケーションを相手に対してしていないかを見つめてみることをおススメします。

 

そして、頭では分かっているのに自分がいつもそのパターンて人と繋がってしまうのはナゼか?

 

解決法も踏まえて、続きはメルマガにてお伝えしたいと思います!!!

それでは、本日は博多一本締めです。

(つまり、これでおしまいということですね。分かりづらい!)

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