嫌われるのが怖いという自己否定。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

 

前回のブログ、

嫌われたくない!

 

人から嫌われたくない。

嫌われるのが怖い。

なぜそこまで、人から好かれないといけないと思いますか?

 

 

これ、ワタクシ大変痛いところだったんです。

わたしも、

みーんなに嫌われたくない!

みーんなに好かれたい!

と強く強く思っておりました。

 

嫌われないように、好かれるように、本当に頑張って生きてきたんだなーと、今は自分に対して思うようになりましたし、その自分を受け入れることができるようになりました。

 

なぜ、そこまで嫌われることが怖かったか?というと。

わたしにとって、

「嫌われないことは自分自身の存在価値」だったからです。

 

相手が自分のことを受け入れてくれているかどうかが、わたしの安心を作っていたからです。

 

それほどまでに、

自分を

 

抑えて、ガマンすることが安心。

自分を消せばいいことがある。

いい人でいれば生きていていい。

 

その条件付きの世界は、

脆くて

不安定で

壊れやすい

世界です。

 

自分を失くしてまでアナタが欲しかったのは、

安心してここに居ていい

自分は愛されている

そのままの自分で価値がある

そんな感覚を感じられること。

 

けれどもこの条件付きの世界では、いつまで経ってもその感覚を感じることができませんでした。

 

ガマンしても、抑えても、消そうとしても、どうやっても手に入らない自分の求めている世界。

 

それが続いた時に自分の中にどんどん溜まっていくもの。。。

 

それは怒りです。

 

どれだけやっても全く満足できない、安心できない、不満しか残らない。

それが大きな怒りになるのは当然です。

 

 

けれど、人から好かれるためにはその怒りを出すことは許されません。

 

溜まって溜まっているのに出すことを許されず、行き場を失った怒りはどうなってしまうでしょうか?

 

消える。。。ことなくずっと残り続けます。

 

そしてその怒りはやがて、

アナタの子どもやパートナー、身近な人に向かって出そうとします。

 

けれど、本当の相手へと出せない怒りは、別の相手に対して出せたとしても、消えたりはしないんです。

 

そして、抑えつけた怒りはやがて、アナタ自身へと向かいます。

 

出せない自分が弱いという自己否定。

怒りを出すなんて親みたいでイヤという抑圧。

ぶつけると相手がかわいそうという罪悪感。

 

こうしてアナタはどんどん生きづらくなり、死にたいという思いさえ抱えてしまうようになるかもしれません。

 

嫌われたくない!

アナタがそう強く強く願うのは、アナタが本当は

「自分は嫌われている存在だ」と自分に対して感じているからです。

 

自分を強く強く否定しているからです。

 

自分の

怒りを感じることが怖いんです。

怒りを認めることが怖いんです。

怒っても、泣いても、叫んでも、どうせ自分には現実を変えるチカラなんてない。。。

 

だからそもそも自分の欲求を

どうせムダ

伝わるワケない

何をしても同じ

そうやって抑えることで、生きてきたんです。

 

その代償は、

自分で自分を消そうとする形で

アナタ自身に向かいます。

 

アナタは

自分を消したいですか?

自分を出したいですか?

自分を潰したいですか?

自分を守りたいですか?

 

嫌われたくない自分とどう向き合っていくのか?

コチラはわたしの体験談も踏まえて、次回のメルマガにてお届けします!