外では天使、家では悪魔。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。

昨日のブログ、

外面のいい人。
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田ひとみです。 お盆休みも明けて、少し暑さも落ち着いてきてくれたかな?という福岡です。 園でも、子どもたちの声が帰ってきました。 お盆の間の色々な話を聞かせてくれました。 家庭での姿と、園...

 

 

本当の自分を分かっていないと、人は外面がよく、家では暴君ということになりがちです。

 

本来、関係性の深くない人より、親しい関係性の方を大切にするものです。

 

家族が熱を出したら、ご飯や身の回り、治るまで看病します。けれど知り合いが熱を出しても、付きっきりでは看病しませんよね。

 

関係性が深く、大切な方を大事にします。

 

けれど、外面がいい人はこれが反対になります。

 

遠い人にほど優しく、近い人にほど攻撃的になります。

 

心の中が不安と恐怖でいっぱいだからです。

 

ここに居ていいのか自分の存在が不安

どこに居ても周りの存在が敵だらけで恐怖

自分が受け入れられているか不安

周りからいつ攻撃されるか恐怖

いつもそんな不安と恐怖と共に生きているので、外の世界では常に緊張しています。

 

自分のダメな姿が出てこないように抑圧します。

 

いつも自分を犠牲にして、相手に迎合します。

 

その怒りや恨みや憎しみは相当なものですが、それもまたギュウギュウに押し込めて外面のいい人を演じていきます。

 

誰のことも信用していないからです。

 

そこでその押し込められ続けた

不安

恐怖

怒り

恨み

憎しみ

そんな諸々の感情は家族に向けられていきます。

 

この甘えを家族が満たしてくれない時、外面のいい人は暴君になるんです。

 

家族に自分を

分かってほしい

認めてほしい

褒めてほしい

この甘えを向けているんです。

 

家族がまた、依存的な人の集まりであった場合はこの甘えと甘えがぶつかり合うので、不満ばかりが家族に充満して優しさのカケラもなくなっていきます。

 

家族が不愉快な存在にしかならなくなります。

 

そして、当たり前に家族の姿がこうだと子どももその姿を学んでいきます。

 

わたし自身もその感覚がありました。

 

遠い人なら優しくできるけど、近い人ほど冷たくなる。

 

これって、

外の人に対する不安と恐怖と憎しみ

内の人に対する否定と怒りと甘え

なのだと思います。

 

これが続くと、人との関係は破綻します。

そしてまた次の人を求めて彷徨います。

 

不安を満たしてくれる

恐怖を埋めてくれる

誰かをずっと探し続けることになります。

 

そこから出るには、

まずは自分が傷ついていること

を知ることだと思います。

 

その自分をまず癒すことだと思います。

 

そして大事なのは癒したその先です。

 

傷ついたのは、自分の子ども時代です。

傷を癒した時、今の自分は子どものままで生きていきたいのか?を自分で決めないといけません。

 

だって、子どもとしては許される甘えは、大人の今に許されるものではないから。

 

わたし自身そうだったんですが、

傷に執着している時というのは、誰かに守ってもらうことを期待しています。

子どもでいる自分を手放したくなかったんだと思います。

けれど、それだと守ってもらえないと頑張れなくなるんです。

 

外面のよさは、子どもでいたい甘えです。

子どもでいる限り、守ってもらわないといけません。

 

それよりも、自分で自分を守る。

自分で自分を守ってガンバル。

それができる人が自分の大切なものを守って生きていけるのだとわたしは思います。

 

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